教授 蚊野 浩(カノ ヒロシ)

担当する領域科目名 画像・映像処理工学
研究テーマ デジタル画像処理やインターネットに基づく映像メディア技術の研究
取得学位 京都大学 博士(工学)
研究分野を表すキーワード 画像処理、映像処理、コンピュータビジョン、3次元画像計測
研究室電話番号 075-705-3259
e-mail 蚊野 浩のメールアドレス

研究の概要

 カメラで獲得した情景の画像・映像信号をコンピュータ処理することで、被写体に関する豊富な情報を計算・推論することができる。これまでに、情景の3次元構造を計算する理論や、被写体を認識する画像認識理論などが研究されてきた。私の研究室では、その基礎理論を研究するとともに、これらの手法をディジタルカメラや新しい映像メディアに実用化する応用研究を進めている。例えば研究成果の一つに、ディジタルカメラに実用化した、画像処理に基づく電子式手ぶれ補正がある。これは、手ぶれによるカメラの動きを画像処理で検出するとともに、画像復元手法により手ぶれ画像を修復する技術である。このように高度で複雑な画像処理を、デジカメなどのコンシューマ商品に実用化することが可能になっている。今後は、撮影された画像・映像を処理することにとどまらず、レンズ・撮像素子・画像処理のシステム全体を最適設定したカメラシステムを研究することや、スマートフォンのような新しいコンピュータ環境に適した画像・映像の処理手法を研究したいと考えている。

過去3か年の主な論文、著書など

  1. 蚊野浩,「車載センシング技術の開発とADAS,自動運転システムへの応用」第2章 第2節 ライトフィールドカメラによる3次元計測,技術情報協会,2017年5月31日発刊
  2. 蚊野浩,「驚きのテクノロジー 空間を丸ごと記録するカメラ」,Newton 2015年8月号,pp.142-145,2015年.
  3. 蚊野浩,中島類,「最新テクノロジーの研究… あとからピント合わせ」,CQ出版 インタフェース,2015年6月号,pp.156-165,2015年.
  4. 蚊野浩,「非接触3次元計測技術とライトフィールドカメラ ―カメラにおける測距・AFとの関係―」,画像電子学会誌,Vol.43,No.4,pp.612-616,2014年.

過去3 か年の教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  1. 蚊野浩,高木亮介:「360°カメラを使った立体360°画像の生成」:第23回画像センシングシンポジウム,IS1-26,2017年6月7日
  2. 蚊野浩,「ライトフィールドカメラの原理と超解像処理による高画素化」,JOEMセミナー「超解像と解像力制御の技術」,2015年.
  3. 蚊野浩,「ライトフィールドカメラによる三次元計測:原理・現状・将来」,第25回三次元工学シンポジウム,2015年.
  4. 蚊野浩,「ライトフィールドカメラLytroの動作原理」,精密工学会.2015年春季大会シンポジウム「ライトフールドイメージングの原理と応用」,2015年.
  5. 垣内友希,蚊野浩,「制限されたX線投影における圧縮センシングを用いたCT画像再構成に関する検討」,情報処理学会,第77回全国大会,1S-05,2015年.
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