研究科長メッセージ

京都産業大学 大学院 経済学研究科長 大坂 仁

京都産業大学 大学院
経済学研究科長

大坂 仁

 

 日進月歩という言葉があてはまるように、現代の科学技術の進歩には目覚ましいものがあります。私たちを取り巻く環境も科学技術の進歩とともに急速に変化しており、経済のグローバル化の進展にも大きな影響を及ぼしています。例えば、情報通信技術(ICT)の発達によりインターネット・ショッピングも活発になり、従来の消費行動には変化が生じています。以前は考えられなかったことですが、今では海外から商品や製品を個人でも簡単に直接購入することができるようになりました。また、パソコンやインターネットの普及により、様々な世界のニュースや情報も瞬時に入手できるようになり、これらは私たちの知的好奇心を満たす重要なツールともなっています。このように科学技術の進歩により私たちの日常生活はますます便利なものとなっていますが、これは私たちの日々の行動にも影響を与えていることを意味しています。経済学は一つに人々の行動や動機に関する学問ともいわれますが、ICTの発達により私たちの消費に関する選択は大幅に増加しました。このように科学技術の進歩は現在の知識基盤社会のベースになっていますが、同時に私たちの住む社会は複雑化また多様化しています。経済学で扱う問題も同様です。

 このような現代の経済問題に関連して、経済学研究科では幅広い科目を提供しています。金融や財政など国内の経済問題から、経済グローバル化や貿易などの国際的な問題までも網羅し、また歴史的な側面からも分析できる科目を設置しています。理論分析や計量経済学的な分析ツールの修得にも力を入れており、理論・歴史・数量分析のいずれでも研究が行える体制を整えています。知識基盤社会といわれる現代社会の経済問題を、是非大学院生の皆さんと一緒に研究していきたいと考えています。  

PAGE TOP