教授 山田 勝裕(ヤマダ カツヒロ)

担当する領域科目名 理論経済学
研究テーマ 動学的調整の研究、シミュレーション分析
取得学位 関西学院大学 経済学修士
研究分野を表すキーワード 理論経済学、マクロ動学、不均衡分析
研究室電話番号 075-705-1728
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研究の概要

 経済学では未だに均衡分析が主流であるが、調整メカニズムを精査すれば容易にわかるように、均衡に行き着くのは理論上でのみ可能であるにすぎない。したがって、均衡値で 分析することはバイアスを含み軽々に量的な政策的インプリケーションを引き出すべきではない。動学的な調整過程を研究することは、よりリアルな要素をモデルに組み込み、厳密性を増すことに他ならない。
 研究しているモデルは、主として離散的価格調整モデルであるが、最近は人口変動・移動のモデルにも興味を持っており、京都市の受託研究で開発し、そこから発展したモデル を用いて、人口変動(波動)から導いた地域の需要変動の予測を経済学研究科オープンリーサーチセンター(ORC)地域経済部門の共同研究者として研究した。
 最近の論文では、人口波動と経済波動の関係をスペクトル分析で探り、スウェーデンではGDPは人口幅の取り方、消費は人口成長率と関係があり、日本ではマクロ経済変数が50歳代の人口と関係があるという命題を得た。
 F.P.Ramsey の文献に興味がありケインズの主観確率の考え方の精緻化に貢献出来ないかという問題も考えている。
 2010年度、新古典派に代わるヨーロッパ流の考え方をドイツ・ケルン大学で研究した。
 研究した成果は分析用具としてプログラム化し< YSCP >という名前の経済分析ソフトとして公開している。< YSCP >とは何かを知りたい方は検索エンジンで< YSCP > とタイプしてみて下さい。

主な論文、著書など

  1. 『ppt版・経済原論』、第2版、晃洋書房、2011年
  2. 「人口変数と経済―人口波動による経済分析の試み」、『経済論究』、2010年
  3. 『現代経済理論の研究』、同文舘、1995年

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

 「人口変数を導入した経済分析についてー波動分析の試み」2009年度日本人口学会61回大会報告(関西大学)
 2016年度、1名の院生入学。
 2015年度、1名の修士。
 2015年度、2名の院生入学。
 2014年度、1名の院生入学。
 2009年度、1名の修士。
 2007年度、1名の院生入学。
 2004年度、2名の修士。
 2003年度、3名の院生入学。

特記事項

 私立大学情報教育協会経済学系FD/IT 研究委員会委員。
 自称<IT 化した教員>として、情報機器を駆使して教育・研究活動をしています。もちろん、HPも公開しており、小生の詳細な情報についてはhttp://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~yamadaka/index-j.htmlをご覧下さい。

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