教授 玉木 俊明(タマキ トシアキ)

担当する領域科目名 経済史
研究テーマ 16−18世紀の北ヨーロッパ貿易史
取得学位 大阪大学 博士(文学)
研究分野を表すキーワード バルト海、貿易、経済史、商業
研究室電話番号 075-705-1715
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研究の概要

 16-18 世紀のバルト海地方と西欧との貿易関係を中心に研究している。バルト海地方は西欧に対して造船に必要な資材や鉄などの一次産品を供給していた。したがって西欧の対外的発展は、バルト海地方からの輸入なしでは不可能であった。西欧とバルト海地方の貿易関係の研究はそのまま、西欧の対外発展の研究につながる。しかしながらこの分野の研究は、日本のみならず、ヨーロッパにおいてもかなり少ない。
 私は、この分野を主として貿易統計を用いて研究している。デンマークとスカンディナヴィア半島の間に位置するエーアソン海峡でかけられた通行税のデータ、イギリスでは貿易データであるCustoms3、スウェーデンの貿易統計、オランダの貿易統計をデータを比較することで、西欧とバルト海地方の貿易像を解明しようと考えている。

主な論文、著書など

 With Leos Müller and Philipp Robinson Rössner (eds.), The Rise of the Atlantic Economy and the North Sea / Baltic Trades, 1500-1800, Stuttgart, 2011.
 大西洋経済の勃興と北海・バルト海貿易について論じた論文集
 『近代ヨーロッパの誕生--オランダからイギリスへ』講談社選書メチエ、2009年。
 オランダからイギリスへのヘゲモニーの転換を論じた
 『北方ヨーロッパの商業と経済--1550-1815 年--』知泉書館、2008年。
 16世紀後半から1815 年のアルプス以北の経済成長を扱った

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

 2009年 World Economic History Congress で報告
 “Hamburg as Gateway: The Economic Connections between the Atlantic and the Baltic in the Long Eighteenth-Century with Special Reference to French colonial goods”
 8月3日The spending of states. Military expenditure during the long eighteenth century:patterns, organisation, and consequences, 1650-1815.
 “A Fiscal-Military State without Wars: the Relations between Military Regime and Economic Development in Tokugawa Japan”
 2010年2月18日International Workshop, The Baltic Sea and South Sea Regions: Incomparable Models of Regional Integration? で報告
 “The Baltic as Shipping and Information Area”

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