教授 齊藤 健太郎(サイトウ ケンタロウ)

担当する領域科目名 西洋経済史
研究テーマ イギリス労使関係史、労働市場の比較史的分析
取得学位 Ph.D.(ケンブリッジ大学)
研究分野を表すキーワード 労働市場、熟練、制度、近代化
研究室電話番号 075-705-1706
e-mail

研究の概要

労働経済に関する諸問題を歴史的に研究している。主に、イギリスと日本の近代化期から現在に至る熟練労働者・技能労働者について取り上げ、制度的局面と市場的局面との双方から分析している。制度的分析としては、労働組合・雇用者団体による賃金決定と熟練形成、またショップフロアにおける熟練工の影響力などについて実証研究をしている。また、市場分析としては、賃金変動や労働移動の統計的分析を基礎に、労働市場統合についての研究を進めている。事例として、イギリスについては機械産業や繊維産業の熟練工を中心に、日本については大工などの建設労働者を中心に、それぞれ実証研究を行なっている。また、現在の労働に関わる諸問題として、イギリスにおける格差社会の現状について関心を持っており、技能教育の政策的側面や若年労働者における賃金・教育格差などについて研究対象を広げている。

主な論文、著書など

  1. Industrial Contraction and Union Structure: The Nottingham lace industry and the union merger in 1933, East Asian Journal of British History, Vol. 3(2013)
  2. Deskilling or Reskilling? : Toolmakers and the Engineering Industry in Interwar Britain, Korean Journal of British Studies, Vol.28 (2012)
  3. 「技能・徒弟制・熟練供給 − 戦間期イギリス機械産業におけるトゥールメーカーを事例にして」、『社会経済史学』68巻1号、(2002年7月).

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  1. ‘Migration and Labour Market integration, British Engineers 1865-1914’, Asia-Pacific Economic and Business History Conference, Seoul National University, 14-16 February 2013
  2. ‘Infectious Disease and Labor Mobility in Modern Japan: A Case Study of the Typhus Epidemic in 1914’, The 31st Annual Meeting of Social Science History Association, Hyatt Regency Minneapolis, Minneapolis, USA, 2006.
  3. ‘Regiocal Labour Market Integration and “Standard of Livings” in Japan: Four Section of Workers, the 1890s to 1930s’, The 14th International Economic History Congress, Helsinki, Finland, 2006.

特記事項

 特になし

PAGE TOP