教授 福田 充男(フクダ アツオ)

担当する領域科目名 ファイナンス論
研究テーマ 日本の資本市場と企業金融に関する実証研究
取得学位 同志社大学 経済学修士
研究分野を表すキーワード 資本市場、企業金融、ファイナンス
研究室電話番号 075-705-1705
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研究の概要

 企業の株価はその企業の将来の収益を反映したものと考えることができる。とりわけ、株式市場が効率的な場合、企業の将来収益に関する投資家の予想変は直ちに株価に反映さ れるだろう。そうすると、企業の将来収益に影響を与えるような出来事(イベント)を集めて、そのようなイベントが生じた日の株価の動きを見て、イベントの意味を探ることができる(こうした実証方法はイベントスタディとよばれる)。
 イベントスタディは、企業合併・買収、配当増加(増配)、新株発行(公募増資)など企業金融に関する様々な仮説検定に多く用いられており、多くの研究成果が得られている。現在研究しているのは、経営不振企業に対する銀行の債務免除が、当該企業とその企業の同業者にどのような影響を与えるか、というものである。もし、債務免除が産業の構造改革を遅らせて、いわゆるゾンビ企業を作り出すだけのものなら、こうしたイベントは同業者の株価にマイナスの効果を与えるであろう。こうした仮説を日本のデータを用いて検証する。

主な論文、著書など

  1. 優先株式発行に伴う株価反応と銀行の役割(2014)『京都産業大学論集』
  2. 日本の優先株式発行企業の業績(2013)『京都産業大学論集』
  3. 第三者割当増資に関する実証分析(2010)『京都産業大学論集』
  4. 事業撤退と企業価値(2007)『京都産業大学論集』
  5. 債務免除は同業他社にとって吉報か凶報か(2005)『京都産業大学論集』
  6. 投資主体別株式保有行動の実証分析(2003)『京都産業大学論集』
  7. 株式分割と企業業績(2001)『経済学論叢』(同志社大学)
  8. Dividend Change and Earnings Performance in Japan(2000)Pacific-Basin Finance Journal
  9. 株主代表訴訟はコーポレートガバナンスの手段として有効か(2000)『現代の金融と政策』所収
  10. Main Bank Relationships and Capital Structure in Japan1(1996)Journal of Japanese and International Economies
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