教授 藤野 敦子(フジノ アツコ)

担当する領域科目名 労働経済学
研究テーマ 出産、育児、女性の就業などに関する実証的研究
取得学位 博士(経済学)
研究分野を表すキーワード 労働、家計、少子高齢化、人口問題
研究室電話番号 非公開
e-mail

研究の概要

 出産、育児、就業等の家計行動をテーマに理論構築、データの収集、実証分析、政策提言を行っています。近年は、発展途上国の児童労働の問題、我が国における少子化や非正規雇用の問題およびその国際比較(おもにフランスとの比較) を中心に研究しています。
 データについては、二次的データを利用するだけでなく、自ら社会調査によって得たデータ分析も行ないます。量的データの分析だけでなく、インタビュー調査など質的データの収集も積極的に行っています。

主な論文、著書など

  1. 藤野敦子「男女雇用機会均等法の転勤要件にかかる課題-夫の転勤・単身赴任アンケートによる女性就労・家庭生活の実態を通して」『日本ジェンダー研究』、No.20、pp.1-14、2017年
  2. 藤野敦子「フランスで『同一価値労働同一賃金』原則は実現しているのか?—フランスの実態と課題」『京都産業大学経済学レビュー』第4号、pp. 75-94、2017年
  3. 藤野敦子「学卒後、就職した女性は働き続けているのか?—仕事と家庭の両立に関する日仏比較」『地域ケアリング』Vol.18、No.22、pp. 18-22、2016年
  4. 藤野敦子『不思議フランス 魅惑の謎』春風社(日本図書館協会選定図書)、2014年。
  5. 藤野敦子「日本の児童労働-歴史にみる児童労働の社会・経済メカニズム」中村まり・山形辰史編『児童労働撤廃に向けて今、私たちにできること』アジ研選書、第7章、pp. 240-250、2013年。
  6. 藤野敦子「我が国における正社員の有給休暇及び連続休暇の取得要因に関する実証分析」『京都産業大学論集社会科学系列』No.30、pp155-174、2013年。
  7. 藤野敦子「フランスの非正規雇用の実態と就労意識-日本との比較の観点から」『京都産業大学論集社会科学系列』No.29、pp39-681、2012年。
  8. 藤野敦子『フランスにおける仕事と家庭生活に関する調査報告書』、財団法人兵庫勤労福祉センター、2011年。
  9. Atsuko FUJINO‘The History of Child Labor in Japan’ Part8 East and Pacific, section1 East Asia, Hugh. D. Hindman ed,“ The World of Child Labor : An History and Regional Survey”, M. E. Sharpe, New York, 2009.
  10. 藤野(柿並)敦子「日本の児童労働とジェンダーバイアス-歴史からの考察」、『日本ジェンダー研究』No.10 、pp. 27-10、2007年。
  11. 藤野(柿並)敦子「夫の家計内生産活動が夫婦の追加予定子ども数へ及ぼす影響-ミクロデータによる検証-」、『人口学研究』No.38、 pp. 21-41、2006年。
  12. 藤野敦子「少子化問題を考える-兵庫県の少子化の要因と影響に関する意識調査から」、21世紀ヒューマンケア研究機構『家族研究』第4巻 pp.15-27、2005年。
  13. 藤野敦子「家計の出生行動と妻の就業行動-夫の家事育児参加と妻の価値観の影響」、『人口学研究』No.31 pp.19-35、2002年。
  14. 藤野敦子『発展途上国の児童労働-子だくさんは結果なのか原因なのか』、明石書店、1997年。

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  1. 藤野敦子「男女雇用機会均等法施行30年を振り返って—間接差別《転勤要件》を通して考える—」日本ジェンダー学会大会シンポジウム(大阪女学院大学)、2016年
  2. 藤野敦子「ジェンダーの視点から育児休業制度を再考:日本・フランスの女性の育児休業取得者の比較を通して」日本人口学会(椙山女学園大学)、2015年
  3. 藤野敦子「ジェンダーの視点から産児・育児休業制度を再考:30代母親の日仏アンケート結果に基づいて」、日本ジェンダー学会大会シンポジウム(京都大学)、2014年
  4. 藤野敦子「日本のカップルの家庭と仕事の両立における課題(Les problèmes de conciliation travail-famille dans le couple japonais : les résultats de l'enquête 2013 sur la carrière des mères trentenaires)」日本・フランス国際フォーラム(京都産業大学むすびわざ館)、2013年
  5. Atsuko Fujino, ‘The expansion of atypical employment and family formation : A comparison of Japan and France’, 日本人口学会(東京大学)、2012年
  6. Atsuko Fujino, 'Atypical Employment and Child-bearing Intentions : A comparison of Japan and France', Joint Seminar on Employment and Social Affairs in the context of Regional Economic Integration in Japan and Europe, University of Lille 1, France,2012.
  7. Atsuko Fujino,‘L'impact de la diversification des formes d'emploi sur la construction familiale : la situation actuelle du Japon’, CERPOS, Université de de Paris X, France), 2010.
  8. Atsuko Fujino ‘Child Labor and Gender Bias in Japan :The Historical Overview’, Séminaire Franco-Japonais (Univeristé de Lille 1, France), 2007.
  9. 藤野敦子「若者の結婚意欲- 就業環境・就業意識との関わりについて」、日本人口学会(慶応大学)、2006年。
  10. 藤野敦子「夫の家計内生産活動と夫婦の出生力-ミクロデータによる検証」、日本経済学会春季大会(京都産業大学)、2005年。

特記事項

 一年間、フランスのパリ10大学人口社会研究所にて、人口学を研究しました。神戸市出身で、公務員や兵庫県の研究員だったこともあり、ここ数年、兵庫県やその関連団体とともに調査研究を行ってきました。現在は、フランス語圏での調査研究のコーディネートを行うことがあります。経歴、その他の活動等については、http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~afujino/を参照してください。

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