2014GSSF(グローバル・サイエンス・セミナー&フォーラム)開催
2014年4月からスタートするグローバル・サイエンス・コース(GSC)のウォーミングアップイベントとして、3月5日〜8日に、グローバル・サイエンス・セミナー&フォーラムが開催されました。
3月5日 理系3学部合同セミナー(図書館ホール)とGlobal Saloon(ラウンジふるさと)
はじめに、大和外国語学部長、村瀬理学部長、平石コンピュータ理工学部長、黒坂総合生命学部長より、それぞれご挨拶とともにグローバル・サイエンス・コースへのメッセージをいただきました。コンピュータ理工学部の水口充教授、理学部の米原厚憲准教授は、ご自身の経験も交えながら国際的な舞台で研究を実践するのに必要な能力や心構えについて話されました。グラクソ・スミスクライン株式会社の藤井豪郎氏からは「製薬業界のしくみと業界におけるグローバル化」と題して、製薬業界を例にとって卒業後に就きたい職業とそのために大学時代にすべきことを考える重要性について、力強いメッセージを丁寧にお話いただきました。学生による講演「留学のススメ」では、在学生が自らの体験を参加学生に紹介し、異文化体験や、将来のキャリアへの気づきなどを通して得られた留学の成果について語りました。
セミナー後はラウンジ・ふるさとでGlobal Saloonが開かれ、本セミナーのために来日された海外からの招聘講師も交えて、理系3学部の学生、教職員を中心に、英語で会話し交流しました。学生も海外招聘講師に積極的に英語で話しかける姿が見られました。(セミナー参加70名、Global Saloon参加52名)
-
5日セミナー
-
5日GlobalSaloon
3月6日・7日・8日 学部別セミナー
海外から招聘した講師の方を交えて、理学部、コンピュータ理工学部、総合生命科学部のそれぞれで、講演やポスター発表、セミナー発表などが行われました。
国際的に活躍する講師の方々から、各専門分野の最新動向や、研究者となるたに必要な勉強方法、研究に生かす英語の勉強方法などのご講演が英語で行われました。参加した学生からの質問に議論が白熱する場面が多くみられ、予定した時間を大幅に超過するプログラムがありました。学部ごとに工夫された交流イベントが開かれ、参加学生は英語で自分の研究を発表するなど、英語でのコミュニケーションに挑戦し、それぞれに成果を得ていました。(参加3学部合計100名)
-
6日理学部セミナー数理
-
6日理学部セミナー物理
-
6日コンピュータ理工学部セミナー講演
-
6日コンピュータ理工学部Mixer
-
6日総合生命科学部セミナー
-
6日総合生命科学部ポスター発表
3月7日 学生によるワークショップ しゃべり場:「私のグローバル化とは?」
学生FDスタッフ「燦(SAN)」の協力のもと、「グローバル化」についてのグループディスカッションを行いました。学生と教職員の垣根を越えて、「グローバルって何?」「グローバルってどんなイメージ?」といったテーマから始まって、「グローバルで大学をワクワクさせるには」をテーマに、大学の学びの中にグローバル人材育成の視点をどのように取り入れたらよいか、それぞれの視点で議論しました。
-
7日学生によるワークショップ
-
7日学生によるワークショップ
3月8日フォーラム「「現場で必要となる力は何か?―理系産業人になるために―」
本学卒業生で、理化学研究所研究員の天野麻理氏が基調講演を行いました。研究留学を志すに至ったきっかけ、国際的な舞台で活躍するために必要な能力と心構えについて、丁寧に説明され、学部時代からの習慣として、思い立ったらすぐに行動することの大切さを話されました。第二部では、天野氏に加えて、同じく本学卒業生の向井裕人氏(パナソニック株式会社)と山崎晃稔氏(米国Synopsys社日本法人)のお二人、本学総合生命科学部3回生の竹内奈央さんをパネラーに、中村暢宏総合生命科学部教授の進行で、グローバル理系産業人に必須の力について、フロアも交えて活発な意見交換が行われました。(フォーラム参加69名)
-
8日フォーラム 基調講演
-
8日フォーラム パネルディスカッション