京都産業大学グローバル人材育成事業

本プロジェクトについて ご挨拶(副学長 プロジェクトリーダー 大和 隆介)

 京都産業大学の創設者である荒木俊馬・初代総長は、「建学の精神」「教学の理念」を通して、“世界で通用し得る識見や国際感覚を身に着けた人材の育成”を提唱しました。いわば、グローバル人材の育成は創設当初からの目標だったのです。

 他方、1965年の建学以降、日本社会は激変しました。日本の将来を考えれば、理系のグローバル人材を育てること、また一部のエリートだけでなく標準的学生をグローバル人材に育てることが大学に求められています。

 建学当初の目標を現在の社会により合致させた体制で達成するため、本学はグローバル人材育成事業を実施しております。これにより、各学部での専門的な学びだけでなく、一拠点総合大学のメリットを活かし、全学部共通科目で日本人としての自信や誇りおよび日・英によるコミュニケーション能力を有する人材を育成してまいります。 

本プロジェクトのコンセプト

 本学のグローバル人材育成推進事業は、「グローバル社会で活躍する理系産業人」の養成をめざしています。現在、若者の内向き志向のみならず、理数離れが日本の世界的競争力の低下に拍車をかけているのではないかと考えているからです。そのため、理系学部と外国語学部で連携し、専門的知識と英語力を兼ね備えた人材を育成します。

京都産業大学のグローバル人材育成推進事業 「理系産業人の育成」

 「建学の精神」に基づいた4つの理念を柱に、高度な理系専門知識をベースとし世界で活躍するために、実践的な国際力を身に付けるための多様なプログラムを展開しています。

理系産業人の育成