多文化共生の地域づくり(中国語・韓国語) (2018年度入学生をもってプログラム登録の新規受付を終了)

外国人の支援や多文化共生のまちづくり・むらづくりに貢献する人材を育成

※ 現代社会学部(現代社会学科、健康スポーツ社会学科)、文化学部(京都文化学科)、理学部(宇宙物理・気象学科)、情報理工学部の学生は登録できません。外国語学部(英語学科、ヨーロッパ言語学科、アジア言語学科)の学生も設置されている科目が一部履修できません。

目的

現在の日本社会には、200万人を超える外国人が暮らしています。日本に住む人の60人に1人は在留外国人です。日本はすでに多文化社会になったといっても、過言ではありません。文化の違う人々が共に生活をすると、大小さまざまなトラブルが生じたり、多面的な支援が必要になったりします。そのようなトラブルに対処し外国人を支援する取組みは、地方自治体や各種のNPOなどによって行われていますが、必ずしも十分ではなく、さらなる政策の展開が必要です。また、そのような取組みを支える有能な人材は不足しています。

そこで京都産業大学では、外国人の支援や多文化共生のまちづくり・むらづくりに貢献する人材を育成する教育プログラムを、法学部と外国語学部が共同して2014年に開設いたしました。このプログラムは、地方公務員、国際交流協会や国際交流・外国人支援・まちづくりなどの分野のNPOの職員、行政書士、入国管理局職員、弁護士、コミュニティー通訳など、外国人を支援する業務のある職業をめざす学生と、将来、ボランティアや地域のリーダーなどとして地域社会に貢献したい学生を、主たる対象としています。

いくつかの大学の外国語学部や国際系学部に同種の教育コースが置かれていますが、本学のプログラムの特徴は、外国語や異文化理解だけでなく、政策学や法学の面での内容を充実していることにあります。それによって、外国人支援や多文化共生の施策の実務に対応できる実践的な能力を培うことをめざしています。

このプログラムは、日本在住外国人の中で話者が多い中国語と韓国語を対象とします。外国人留学生は、母語のいかんを問わず履修できます。

履修条件

経済・経営・法・文化(国際文化)・理(数理科・物理科)・コンピュータ理工・総合生命科

「中国語エキスパートⅠ」と「韓国朝鮮語エキスパートⅠ」のいずれかを、1年次春学期から履修してください。
必須科目「地域多文化共生論」「外国人と法」と選択必須科目「地域多文化共生実習」「共生のための日本語演習」の履修登録をするには、プログラム登録が必要です。1年次春学期(6月頃)に実施する説明会に出席し、プログラム登録申請をしてください。1年次春学期配当の専門教育科目の必修科目すべてと、「中国語エキスパートⅠ」または「韓国朝鮮語エキスパートⅠ」を修得した者に、プログラム登録を認めます。

このプログラムと「司法外国語プログラム」の双方にプログラム登録をすることができます。
語学力養成のためには、留学するのが一番です。中国・台湾・韓国への留学を強く勧めます。

  • 外国人留学生
    外国人留学生は、母語を問わず履修できます。
    1年次春学期配当の専門教育科目の必修科目すべてと、プログラム設置科目の必須科目全てを修得した者に、プログラム登録を認めます。

外国語

このプログラムを履修できるのは、次のいずれかに該当する方です。

  1. アジア言語学科中国語専攻の学生
  2. アジア言語学科韓国語専攻の学生
  3. アジア言語学科日本語・コミュニケーション専攻で、中国語または韓国語を専攻する学生
  4. 国際関係学科の学生
  5. 外国人留学生(所属学科・母語を問わない)
    必須科目「地域多文化共生論」「外国人と法」と選択必須科目「地域多文化共生実習」「共生のための日本語演習」の履修登録をするには、プログラム登録が必要です。1年次春学期(6月頃)に実施する説明会に出席し、プログラム登録申請をしてください。1年次春学期配当の専門教育科目の必修科目すべてを修得した者に、プログラム登録を認めます。
    語学力養成のためには、留学するのが一番です。中国・台湾・韓国への留学を強く勧めます。
  6. 国際関係学科
    「中国語エキスパートⅠ」と「韓国朝鮮語エキスパートⅠ」のいずれかを、1年次春学期から履修してください。1年次春学期配当の専門教育科目の必修科目すべてと、「中国語エキスパートⅠ」または「韓国朝鮮語エキスパートⅠ」を修得した者に、プログラム登録を認めます。

※2017年度以前入学生は「履修要項」の該当プログラムのページを確認してください。

プログラム設置科目

全学部

POSTトップページ → キャビネット一覧 → 学生用キャビネット → 01 履修登録、授業、成績 等 → 00 全学部生対象 → 08 融合教育(フレキシブルカリキュラム)

プログラム修了までのスケジュール

経済・経営・法・文化(国際文化)・理(数理科・物理科)・コンピュータ理工・総合生命科

1年次
4月 「中国語エキスパートⅠ」または「韓国朝鮮語エキスパートⅠ」の履修
6月 融合教育(フレキシブルカリキュラム)ガイダンス
プログラム登録説明会出席・登録申請>
9月 プログラム登録確定
「地域多文化共生論」および「中国語エキスパートⅡ」または「韓国朝鮮語エキスパートⅡ」の履修
2年次以降
プログラム設置科目を、各自の履修計画に沿って履修

外国語

1年次
4月
  • アジア言語学科
    学科の必修・選択必修科目の履修
  • 国際関係学科
    「中国語エキスパートⅠ」または「韓国朝鮮語エキスパートⅠ」の履修
6月 融合教育(フレキシブルカリキュラム)ガイダンス
プログラム登録説明会出席・登録申請
9月 プログラム登録確定
  • アジア言語学科
    「地域多文化共生論」および学科の必修・選択必修科目の履修
  • 国際関係学科
    「地域多文化共生論」および「中国語エキスパートⅡ」または「韓国朝鮮語エキスパートⅡ」の履修
2年次以降
プログラム設置科目を、各自の履修計画に沿って履修

※2017年度以前入学生は「履修要項」の該当プログラムのページを確認してください。

修了証の発行

経済・経営・法・文化(国際文化)・理(数理科・物理科)・コンピュータ理工・総合生命科

次の1.~3.の科目を修得した者に、プログラム修了証を発行します。

  1. 必須科目すべて
  2. 「地域多文化共生実習」「共生のための日本語演習」のうち1科目2単位以上
  3. 「 ○○語会話」「検定で学ぶ○○語」「検定○○語」「検定試験認定単位」「海外実習科目」「○○語海外実習」「○○文化論」から8単位以上(ただし、「○○文化論」は6単位までに限る)
    関連科目は、より深く、より幅広く学びたいときに、履修してください。修得した関連科目は、修了証に記載します。
    なお、このプログラムに登録を認められた者は、同時に「外国語ステップアッププログラム」の中国語または韓国語にも登録をしたものとします。このプログラムの修了要件を満たせば、外国語ステップアッププログラムの修了要件も満たしたことになりますので、外国語ステップアッププログラムの修了証も発行します。詳細は、外国語ステップアッププログラムのページを参照してください。
  4. 外国人留学生
    必須科目すべてと、「地域多文化共生実習」「共生のための日本語演習」のうち1科目2単位以上を修得した者に、プログラム修了証を発行します。関連科目は、より深く、より幅広く学びたいときに、履修してください。修得した関連科目は、修了証に記載します。

外国語

必須科目すべてと、選択必須科目「地域多文化共生実習」「共生のための日本語演習」のうち1科目2単位以上を修得した者に、プログラム修了証を発行します。関連科目は、より深く、より幅広く学びたいときに、履修してください。修得した関連科目は、修了証に記載します。

  • 国際関係学科
    次の1.~3.の科目を修得した者に、プログラム修了証を発行します。
    1. 必須科目すべて
    2. 「地域多文化共生実習」「共生のための日本語演習」のうち1科目2単位以上
    3. 「 ○○語会話」「検定で学ぶ○○語」「検定○○語」「検定試験認定単位」「海外実習科目」「○○語海外実習」「○○文化論」から8単位以上(ただし、「○○文化論」は6単位までに限る)
      関連科目は、より深く、より幅広く学びたいときに、履修してください。修得した関連科目は、修了証に記載します。(国際関係学科生の履修モデルを参照してください。)

※2017年度以前入学生は「履修要項」の該当プログラムのページを確認してください。

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