司法外国語(中国語・韓国語)詳細

履修者の到達目標

司法通訳のしごとをするには、次の3つの能力が必要です。

  1. 高度な語学力
  2. 刑事司法の手続や外国人犯罪などに関する専門知識と、高い職業倫理
  3. 捜査や裁判の場面に応じた通訳技術(スキル)と自己トレーニング方法

このプログラムは、司法通訳人と警察官を養成することを主目的としていますが、両者に要求される能力には、少し違いがあります。それに応じて、それぞれのしごとを目指す学生が身につけるべき能力(到達目標)は、おおむね次のように設定されています。

  (A)司法通訳人を目指す学生 (B)警察官を目指す学生
1.語学力 通訳・翻訳が行える程度
(中国語検定準1級・1級、ハングル能力検定1級)
日常的な会話だけでなく、基礎的な実務会話ができる程度
(中国語検定2級、ハングル能力検定2級)
2.専門知識と職業倫理 外国人に多い犯罪と刑事手続きの流れについての基礎的な知識
刑事司法で使われる用語の意味の理解
司法通訳人としての職業倫理
刑法・刑事訴訟法についての一般的な知識
外国人司法の実務についての基礎知識
3.通訳技術 簡単な事件の取調べや裁判で司法通訳人の職務が行える程度 簡単な事件の主として取調べを、中国語または韓国語でできる程度

履修上の注意

  1. 外国語学部以外の学生と外国語学部国際関係学科の学生は、1年次春学期に、「中国語エキスパートI」または「韓国朝鮮語エキスパートI」を履修することが必要です。入学時の語学希望調査で、忘れずに「中国語エキスパート」または「韓国朝鮮語エキスパート」を選択してください。
  2. 必須科目「司法における外国語の役割」「捜査通訳演習(○○語)」「法廷通訳・翻訳演習(○○語)」を履修登録するには、プログラム登録が必要です。1年次春学期の6月頃に開かれる説明会に参加した上で、プログラム登録の申請をしてもらいます。登録定員は各言語25名です。申請者多数の場合には、申請書と出席状況などで選抜します。
  3. 3年次配当の必須科目「○○語専門セミナー(通訳訓練)」「捜査通訳演習(○○語)」「法廷通訳・翻訳演習(○○語)」を履修するには、履修開始の時点で、中国語検定3級以上またはハングル能力検定準2級以上を取得しているか、それに相当する中国語力が必要です。
  4. 必須科目すべてと所定の選択必須科目を修得した方に「プログラム修了証」を発行します。
  5. 語学力養成のためには留学するのが一番ですから、中国・台湾・韓国への留学を強く勧めます。
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