学生オリジナルアイスブレイク「連想ゲーム」

「ばかうけ(浦辻龍一郎、近本衛、堤啓一、中村一樹)」作

目的 対話のためのウォーミングアップ
オススメの場 互いに顔は知っているけれど、そこまでちゃんと話したことがない関係
所要時間 40分間
準備物 カラーマーカー、付箋紙(単色)、A4白紙

すすめ方

NO 時間 段取り 内容
1 3分間(0分→3分) チーム分け
  1. 1グループ4人になるようランダムに分ける。その場にいる人に順番にグループ番号を振っていく方法がベター。
  2. グループが確定したら、イスとテーブルを出して、グループごとに座る。
2 5分間
(3分→8分)
準備
ルール説明
  1. 各グループに、付箋紙複数枚の束とカラーマーカー、A4白紙数枚を配布。
  2. 以下のルールを説明。
〈ルール〉
  • このゲームは、進行役が提示するお題から連想されるものを1人1つ付箋紙に記入し、それをきっかけにグループ内で話をする対話型アイスブレイクである。
  • お題が発表された後、個人で記入する時間を取り、その後グループ内で各々が書いた答えを発表しながら互いの価値観に触れることを目指す。
3 20分間
(8分→28分)
ゲーム実施
  1. 進行役からお題を提示。
  2. 1分間でお題から連想されるものを個人で付箋紙に書く。
  3. 話し合いタイム(5分間)
    それぞれの答えと「なぜそれなのか?」、「それを書くに至った自分の心の動き」などについて話し合う。
  4. 話し終わったら、A4白紙にお題を書き、それぞれの付箋紙を貼り付けて、テーブルに置いておく
  5. 再び進行役からお題を提示する。以後①〜④を時間の許す限り、何回か繰り返す。
4 7分間
(28分→40分)
全体共有
  1. 話し合った感想をいくつかのグループに答えてもらう。
  2. それぞれのグループで出た意見(A4用紙)を壁に貼り出して、みんなで眺めても良い。

運営のポイント

  • 進行役が提示するお題が重要となるが、最初は簡単に答えられるものから始め、徐々に難しい(もしくは、本題に近いお題)へと深めていくことがポイント。
  • グループで話し合う時は、答えだけを言い合って終わるのではなく、なぜそれを連想したのか、他にどんなものが思い浮かんだのか、など、答えの背後にあるものまで互いに話し合うよう促す。そうすることにより、メインワーク(アイスブレイク後に行われる対話の場)での話し合いが活性化することにつながる。
  • お題例
    【緑色からイメージされるもの(色は何色でも可)/「あ」から始まる有名人/丸い形のもの/「8」からイメージされるもの/リア充大学生の条件/幸せになるための条件/人生とは】

作成者のコメント

ワーク作成にあたって工夫した点

  • 出すお題には「好きな◯◯」という言葉はいれない様にしました。
  • 簡単に考えつけてそれぞれの価値観がでるようなものにしました。
  • 一般的な価値観に基づかなく、自分のこととして話せるものにしました。 距離が近い人を離し、距離が遠い人を近づけるようにしました。
  • 回答して否定されない問いかけを意識しました。

ワーク運営にあたって工夫した点

  • 参加者の距離を近づけることを意識しました。
  • 最初にナンバリングでグループわけをして、なるべく知らない人同士がグループになるようにしました。
  • お題に対しての記入時間は短めに設定し、その後のなんで書いたかを話しあう時間を多めに設定しました。
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