むすびわざコーオププログラムとは

3年次春学期(5セメ)に、企業等で社員と一緒に働く15週間の長期有給インターンシップを核に、専門教育とキャリア形成支援教育を融合させた、3年間(2年次~4年次)一貫型のコーオプ教育プログラム*1です。本プログラムは、世界標準をモデルにしたプログラムであり、学部の専門性を生かしつつ、受講生の個性を大切にしながら、社会・組織への適応力を実践的に身につけていきます。
*1 コーオプ教育とは
コーオプ教育は、教育目標とそれを実現するプログラムや指導方法を企業と教育機関が共同で開発し、長期や複数回の就業体験を含んだ学修プログラムです。北米では100年以上の歴史があり、人材育成に成果を上げています。

むすびわざコーオププログラム構成

対象:経済学部・経営学部・法学部
単位:38単位

年次 区分 共通教育科目 専門教育科目
2年次 春学期 むすびわざコーオプセミナー1
(4単位)
 
秋学期 むすびわざコーオプセミナー2
(4単位)
インターンシップ事前研究
(2単位)
3年次 春学期 むすびわざコーオプセミナー3
(2単位)
長期有給インターンシップ 国内/海外
(12単位)
秋学期 むすびわざコーオプセミナー4
(4単位)
インターンシップ事後研究
(2単位)
4年次 春学期 むすびわざコーオプセミナー5
(4単位)
 
秋学期 むすびわざコーオプセミナー6
(4単位)
 

共通教育科目

むすびわざコーオプセミナー1~6

長期インターンシップに耐えうる基礎的な力を身に付けることから始まり、社会に出てから、どういう状況にあってもミッションを任せられる能力と志を持った人材の育成を目的とした科目です。

専門教育科目

インターンシップ事前研究

専門領域での学びの方向性を認識し、それを踏まえて、長期就業体験で何を学べば良いのか、どのように取り組んでいけば良いのかを考えます。

長期有給インターンシップ(国内/海外)

国内、海外での15週間のインターンシップ。「むすびわざコーオプセミナー」や「インターンシップ事前研究」で、学生自身が作成する学習計画を踏まえた、職場実習に取り組みます。 実習期間中は、日報・週報・月報などの報告書を作成し、「むすびわざコーオプセミナー」での報告などに活用します。

インターンシップ事後研究

長期有給インターンシップの成果をより良いものにするために、学部の専門性を活かした事後研究を行います。受講生が、インターンシップ先において体験、観察してきたことをそれぞれの学部の研究フィールドで振り返り、インターンシップの成果としてまとめます。

担当者の声

むすびわざコーオププログラム統括教員

東田 晋三 経営学部 教授

課題にどう取り組むか?周囲とどう協力するか?
学生の「このくらいでいいだろう」は実社会で通用しません。多くの人が就職や社会人生活で直面するその壁に、ひと足早くぶつかって、失敗も経験しながら超えてもらいます。「むすびわざコーオプセミナー」では、それを念頭に指導にあたっています。納得するレベルまで何度でも“壊しては作り直す”その過程で学生たちは熱い議論とともに、敗北、悔しさ、衝突、軋轢、やり抜く喜びなど、さまざまな出来事を体験します。そうして、将来に生かせる汎用性の高い基礎力を着実に身に付けていきます。

田中 寧 経済学部 教授

最近は日本でも職場経験が注目を浴びています。ただし、本学としては、いわゆる「社会人基礎力」だけでなく、学部授業で培った専門性をも身に付けた上で社会に出てもらいたいと考えています。経済学部生の「インターンシップ事前・事後研究」では専門書や新聞記事を使って経済学という専門性とむすびわざコーオプでの職場経験を繋げる授業です。

中谷 真憲 法学部 教授

事前研究では、「常識」が分かったうえで、「オリジナルな発想」ができる人材育成を考えた授業を行います。そのために、産業研究、時事問題分析、リーディングを通じて、幅広いビジネス教養を積み上げます。また本物のスキルとは頭ではなく身体に落とし込むものであるため、企業インタビューなども組み込み、社会の中での、そして人生の中での「いま、ここにいる、私」の立ち位置を常に考えてもらいます。
実務能力の根本は、自己と仕事を俯瞰できる能力であり、夢想でしかないアイデアは現実化しません。他方で、理想を持たない仕事は人生を豊かにません。事後研究では、具体的なプロジェクトも組み込んで、「働くこと」についての本格的なシミュレーションを行い、理想と現実の間でどう振る舞い、どう仕事を進めていくべきかを深く考えてもらいます。

松高 政 経営学部 准教授

授業では、経営学部で学んだ専門知識を長期就業体験にどのように活用していくのか、発表・ディスカッションを中心に進めています。理論と実践を融合させる経験は、大学での学びを深めるだけではなく、社会に出てからの大きな武器になります。課題等大変なことも多いでしょうが、頑張って乗り越えていって欲しいと思っています。

学生の声

むすびわざコーオププログラム1期生(2014年4月~)
経済学部 経済学科 4年次生 清水 春也さん

実習期間:2015年4月~7月
実習先:カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)

大学に入って何を始めればいいか、何を頑張ればいいか分からなかった僕が初めて挑戦したことは、「むすびわざコーオププログラム」でした。
プログラムの募集説明会に参加してすぐに、僕は参加を決断し、2年次生の春学期、晴れて「むすびわざコーオププログラム1期生13人の一員となりました。そしてここで生涯のライバルであり仲間を得ることができました。
このプログラムでは幾度となくプレゼンの機会があり、その度、1位から最下位まで順位をつけ、時には企業の方々から厳しいコメントを頂きます。先生からもダメ出しを受けます。それでも常に最良を求め続けました。それは負けたくないライバル達がいるからです。
インターンシップでは実習先企業の職場の方々と同じ時間に出勤し、同じ業務を行いました。業務になかなか慣れず、指導されることがありました。社員の方々の前でプレゼンを行い、「聴衆に何を感じてほしいかが考えられていない」という指導も受けました。それでも踏ん張って最良を求めた結果、最後にはお褒めの言葉をいただくことができました。踏ん張れたのは他企業で頑張っている「むすびわざ」の仲間がいたからです。
大学はこれまでの学校と違い自由度の高いところです。だから迷います。しかし逆を言えば、自由だからこそ何にでも挑戦することができます。
僕は大学に入って迷いました。それでも動いていたら「むすびわざ」に出会いました。「むすびわざ」に挑戦したら仲間を得ました。
待っていてもチャンスは降ってきません。だから迷ってもとにかく動いてください。そうすれば必ず、あなたの手に何かが残ります。
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