平成30年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

教員のFDへの参加の深化(主に学生との対話)とFD活動の結果として学生自身の自己省察を深化せしめることを目標とする。

(2)目的

公開授業&ワークショップへの参加が少ないので、その向上を一つの目的とする。2時間目と昼休みに続けて実施することで、学生の参加もみこむ。 理学部は「対話シート」実施後の報告書の提出も100%であり、どの教員もFDに対しての一定の理解を示していると考えられる。しかしその一方で、「到達目標/理解度の数値化」の取組に、更に改善すべき点が見られたり、授業での学びに面白さや自己の成長を感じない学生が10パーセント程度存在したりするなど、対話不足の様相がうかがえる。「学習成果実感調査」の記述項目の見直しも含めて、対話による授業改善を目指す。

(3)期待する効果

公開授業&ワークショップへの参加は、2時間目と昼休みに続けて実施することで、参加しやすくなると思われる。これには、今年度採用の教員には必ず出席してもらうことで、教授法伝達の機会となると考えられる。
文部科学省のHPによると、FDの定義は「教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称」とあるが、「学習成果実感調査」の記述項目の見直しによって、それを学生の自己省察と成長の機会としても活用できると考える。
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