平成29年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」

「学習成果実感調査」についての分析結果

残念ながら、本年度最初に見出した課題が解決されないままに中間報告を迎えることとなった。依然として科目の履修にあたり、シラバスを確認した学生数は50%台にとどまり、全学平均を下回った。ガイダンス時により周知する必要があろう。また、「到達目標・理解度の数値化」に関する設問については、依然として他の設問に比べ回答数が少なく、半分以下にとどまった。到達目標を授業中に話していただくよう教員に呼びかけて、学生の確実な学びにつなげていきたいと考える。このような事態から、学生が受け身的であると年度始めには考えたが、事前事後学習に使った時間は全学平均を上回っており、学生の積極的な面も現れていた。また、自由記述欄に多くの記述がある科目が幾つか見られた。教員の方からの促しがあったのかもしれないが、自分の言葉で自らの学びを振り返る事は大変重要なことであるので、学部全体に広めていきたいと考える。
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