教育研究上の目的と3つのポリシー(平成29年度以前入学生)

教育研究上の目的

あらゆる事物の根底に潜む真理を探究するとともに、その基礎的な研究を通して高度な科学技術を理解し、問題の発掘と解決能力を養うことにより、複雑で多様な社会の変化に対応できる人材の養成を目的とする。

数理科学科

数理科学の基礎としての数学を身につけるとともに、数理科学の諸分野の理論およびその応用を修得し、社会において指導的役割を果たし得る人材の養成を目的とする。

物理科学科

多様化した現代科学技術の基盤となっている物理科学を広くかつ深く究めることを通して、物理科学を構成している諸原理を理解するとともに、応用する能力を修得し、社会において指導的役割を果たし得る研究者・技術者の養成を目的とする。

宇宙物理・気象学科

物理学の基礎を身につけるとともに、地球大気から銀河へ至るスケールの物理現象を科学的に理解・解明する能力を修得し、高度な専門知識と技術に加えて、応用力・発信力を持つ人材の養成を目的とする。

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

理学部の教育課程において、厳正な成績評価のもと、所定の単位を修得し、次の資質を在学中に身につけた学生に対して学位を授与する。
  1. 柔軟な思考と幅広い教養を身につけている。
  2. 自然科学における真理を探究するために、基本原理を理解し、基礎知識を身につけている。
  3. 基礎知識を活用して様々な自然現象の本質を理解し、現代社会の諸問題へ応用することができる。
  4. 自然科学の知識を基盤にした課題探求能力、課題解決能力および創造的思考能力をそなえている。
  5. 自然科学の社会における責務を十分に認識し、主体的に社会の発展に寄与できる。

カリキュラム・ポリシー

理学部の教育目標を達成するために、「共通教育科目」と「専門教育科目」の二つの柱からなる、以下のカリキュラムを組んでいる。
  1. 共通教育科目を通して、幅広い教養と豊かな人間性を身につける。
  2. 1・2年次において、専門的な数学や物理学を学ぶ上で、必要な基礎知識を修得する。
  3. 専門的な知識と技能を初年次から段階的に学習し、演習・実験・実習を通して修得する。
  4. 卒業研究において、論理的思考能力や課題解決能力を鍛錬し、専門知識の理解を深める。

アドミッション・ポリシー

自然科学を学ぶ基礎学力を有する次のような人材を広く受け入れる。
  1. 数理科学や、物理科学に強い関心を持ち、粘り強く学習・思考を持続することができる。
  2. 自然現象を実験的に検証することに関心があり、科学技術に興味がある。
  3. 理学部で学ぶはっきりとした目的を持っている。
  4. 新しいことや困難なことに自ら進んで取り組み、自分の考えた内容を正しく表現できる。
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