教員紹介芝田 文男

戻る

芝田 文男SHIBATA FUMIO

法学部 教授

学位
学士
専門分野
社会保障政策、雇用政策

出身校

東京大学法学部

自己紹介

大阪生まれ、東京育ちで、大学卒業後25年余り厚生労働省で、医療、年金、福祉等の制度について法律・政省令を作ったり、制度運用に関する様々な仕事をしてきました。
途中2004年から3年間ほど北海道大学公共政策大学院に出向して社会保障政策について教えるうちに、大学で教えたり、研究することがおもしろくなり、縁あって2009年から京都産業大学で教えています。
趣味はカラオケと40代から始めたテニスですが、どちらもあまりうまくありません。

私のゼミ

社会保障や雇用問題に関して、グループや個人単位で政策の現状と課題を分析し、望ましい改革案を発表し、互いに議論しています。前期か夏休みに学校の寮に1泊2日のゼミ合宿にいったり、年数回コンパを開くなど授業外でも親睦を深めています。

私の講義

社会保障政策 子育て支援、雇用、年金、医療、介護など社会保障制度の現状と課題について学びます。
格差と雇用政策 日本の格差の現状、子どもの貧困、労働時間、正規雇用・非正規雇用、若者雇用・女性雇用、雇用保険・生活保護、税と格差是正、高齢者雇用と年金等の雇用や格差に関する様々な課題について、政府の政策の現状と労使双方など様々な立場の意見を紹介し、課題と対策について学びます。
フイールドリサーチ(社会政策・社会保障) 社会保障・雇用に関して学生が興味を抱いたテーマについて、行政担当者、先進的企業や医療・福祉事業者にヒアリング・調査して、課題と改善の方向性を議論します。
自由演習(法律・条例の作り方) 法律・条例の作り方について、実例を交えながら入門的に学ぶ授業です。
その他、年によって1回生前期のゼミの「プレップセミナー」や1回生後期に法政策学科生向けに行う政策系入門ゼミの「法政策基礎リサーチ」を担当しています。

私の研究

社会保障・雇用政策を格差問題と絡めて研究しています。また医療・介護政策の関西地域の特色も研究しています。

京都産業大学の好きなところ

自然に恵まれている。面白くバイタリテイのある学生がいる。

京都産業大学を志望する方へ

私が授業やゼミでやっている政策の議論は、単に政府の政策を批判するのではなく、現状を踏まえて、課題を分析し、実現可能な改善策を議論するものです。公務員志望など政策に興味のある方、ワーク・ライフ・バランス、非正規雇用の増加など働き方をめぐる様々な問題に関して企業の人事労務のあり方に興味のある方をはじめ、社会や企業の仕組みを環境の変化に対応できるよう、改善・改革することに興味のある方は是非一緒に学び、議論しましょう。

専任教員一覧に戻る

PAGE TOP