教員紹介菅原 祥

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菅原 祥SUGAWARA SHO

現代社会学部 現代社会学科 准教授

学位
博士(文学)、京都大学 2012年
専門分野
場所の記憶をめぐる社会学的研究、ポーランド地域研究、ポーランド映画・文学研究

研究テーマ

社会主義体制から資本主義へと急速な変容を遂げた旧東欧のポスト社会主義諸国(特にポーランド)をフィールドとして、かつての社会主義の記憶や遺物が現地の人々にとってどのような意味を持つのかを、映画などの映像メディアや都市空間などをはじめとした文化現象全般から考察しています。

今年度の担当科目

社会調査入門、社会調査方法論、都市社会学、メディア社会学、映像メディア論、社会学入門、入門演習、演習

プロフィール

北海道出身、滋賀県育ち。京都大学文学部卒業後、大学院に進学。大学院の修士課程在学中、なかなか自分の研究テーマが見つけられず悩んでいた時に「なんとなく」ポーランドのヤギェウォ大学に2年間の留学。それが契機となって、以後は一貫してポーランドの社会主義・ポスト社会主義の研究に従事してきました。日本学術振興会特別研究員(DC1、PD)、開智国際大学専任講師などを経て、現職。趣味は散歩、料理、小説を読むこと、猫をかわいがることなど。

学生へのメッセージ

ポーランドについて研究をしている、と自己紹介すると、多くの方に決まって質問されるのは「なんでわざわざポーランドなんてマイナーな国に興味を持ったの?」ということです。正直なところ、私自身にもなぜなのかよくわかりません。ただひとつ言えることは、そうした一見「マイナーな」対象であっても、一旦扉を開いて中を深く探ってみると、そこには実に多くの驚きや発見が満ちあふれている、ということです。皆さんにも、大学の4年間の勉強で、ぜひそうした自分だけの「扉」を見つけていただければ、教員としてこれに勝る喜びはありません。

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