教員紹介ポンサピタックサンティ ピヤ

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ポンサピタックサンティ ピヤPONGSAPITAKSANTI PIYA

現代社会学部 現代社会学科 教授

学位
博士(文学)京都大学
専門分野
広告論、広告の国際比較、メディア論、文化社会学

研究テーマ

「広告における文化価値観」

広告におけるジェンダー役割、家族像、外国イメージ、文化的差異、そして、それらの変容。とりわけ、アジアの広告の国際比較です。具体的に、日本、中国、台湾、韓国、タイ、シンガポールのテレビ広告の国際比較です。「広告と社会・文化」の関係という広告の社会学に関心を持っています。また、アジアにおける日本に対するイメージおよびメディア利用行動、そして、タイにおける若者の精霊信仰およびメディアが及ぼす影響の研究調査も行っています。

今年度の担当科目

現代社会の諸問題B、入門演習、消費文化論、広告メディア論、広告実践演習、マーケティング・コミュニケーション論、演習

プロフィール

タイ・バンコク生まれ。タマサート大学ジャーナリズム&マスコミュニケーション学部(専攻:広告、副専攻:マーケティング)[First Class Honors]卒業後、グローバル広告代理店勤務。01年より国費外国人留学生として来日し、大阪大学大学院人間科学研究科修士課程修了。京都大学大学院文学研究科・博士(文学)学位を取得。長崎県立大学国際情報学部・国際社会学部専任講師、准教授。17年より現職。

学生へのメッセージ

「広告は社会を映す鏡」だと言われていますが、広告は文化や社会の現状をどのように映す「鏡」としてとらえられてきたのでしょうか。つまり、広告は文化・社会状況をそのまま反映するのか、それとも社会が将来進むべき理想像を先導する役割を果たしているのかという問いを一緒に検討したいと考えています。日本国内および世界の広告の映像資料を見て、比較文化論的・社会学的なさまざまな観点から考えてもらいたいです。単に「商品の宣伝」としての広告だけでははく、「文化」としての広告という新たな見方ができればと思っています。また、広告やマーケティング、メディア社会学分野における基本的な理論や概念を学び、将来的に広告・広報やマーケティング業界への就職を希望する人にも必要な理論や概念も検討します。ゼミでは、「どのようなテーマをどのような方法で研究したいか」を考える機会として、演習を楽しく活用してもらいたいです。そして、何によりもDo your best!

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