教員紹介矢放 昭文

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矢放 昭文YAHANASHI AKIFUMI

外国語学部 アジア言語学科 中国語専攻 教授

学位
文学修士(大阪外国語大学)
専門分野
中国語学

研究テーマ

ものごとを研究するにはミクロ(微観)とマクロ(宏観)、二つの視点が有効です。現在のところ、ミクロには「清末民国初期華英言語接触所産の華語の特色についての実証的研究」を行っています。主として19世紀に始まった英語と中国語の言語接触がもたらした言葉の特徴の研究です。マクロな研究としては「漢語・悉曇の日本における言語・藝術・思想への影響に関する研究」、「方言と中国言語文化史の研究」に携わっています。どちらも東アジアの漢字音と中国の方言研究を「水平軸」上に統合し、歴史的つまり「時間軸」上で解釈する研究になります。

担当科目

専攻中国語(構造)Ⅰ~Ⅳ、中国語学AⅠ・Ⅱ、演習A・B、たのしく学ぶ中国語Ⅰ・Ⅱ、広東語とその言語社会Ⅰ・Ⅱ、基礎演習、中国語学発展セミナーA、 中国語学研究A(通時)。

プロフィール

京都市内で生まれ育ちました。大学院修了後、高等学校で非常勤教員として英文法を教えた時期があります。この経験は後の大学教員の生活に大いに役立ちました。その後鹿児島の大学で7年間中国語を教えつつ、ものごとを広く見据えることの大切さを知りました。この頃から中国に出かけ始め、今日までに約100回以上出入を繰り返していますが、約30年間観察を続けた中国社会は、現象的には、激烈に変化していると思います。また、雲南ナシ族や貴州ミャオ族など少数民族地区に滞在して貴重な体験を得たこともあります。中国返還(1997年)以前の英領香港に1年間居住し、東洋と西洋の二つの文化が混在する生活も経験しました。海外での生活体験は精神の成長にとても役立つと思います。最近はイギリスなど歐米の図書館が所蔵する中国語資料に基づいて研究を進めています。

学生へのメッセージ

4年間の学生生活は長いようでとても短いと思います。その4年間で自分がどのように成長し、社会に出て行くのか、それは親族や友人、サークル仲間、バイト先の知り合いや教員など、行動範囲が広がるとともに接触する社会の人々との関係で大きく変わります。その中で何を選び、何を捨てるのか、この価値観を身につけることが成長に役立つでしょう。それには自覚と反省がなによりも有効です。知らないことを知るだけでなく、「わかっていない自分」をわかっていない自分がいること、を自覚することはもっと大切だと思います。持続して自覚・反省する習慣を身につけるとよいでしょう。習慣は人の運命を左右することがあるからです。

ゼミのテーマ

「歐米メディアが伝える中国・日本などアジアの報道を中文で解読する」。

同じ事件や問題を伝えるのにも、日本のメディアと歐米メディアでは伝え方に違いがあります。その違うポイントを探し出し、なぜ違うのか、その由来を論点に据えて考察していくことも精神の成長に役立つはずです。

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