教員紹介久米 裕子

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久米 裕子KUME HIROKO

文化学部 国際文化学科 教授

学位
修士(文学) 大阪大学
専門分野
中国思想

研究テーマ

「経書解釈の歴史的展開」
中国伝統文化の中心は儒教であり、儒教は現在の中国人のものの見方・考え方とも密接に関わっています。儒教の経典である「経書」は、中国において二千年にもわたって読み継がれ、さらには日本を含む東北アジア全域で読まれました。「経書」の解釈は時代によって異なり、各時代の世相をあらわしています。私は主に朱子学成立以降、その解釈がのちの中国ひいては日本においてどのように移り変わっていったかを研究しています。

担当科目

入門セミナー、中国語、中国の歴史と文化、思想文化特論、思想文化演習

プロフィール

子供の頃、二年間、ドイツで暮らしていました。ヨーロッパの様々な文化に触れる中、西洋的なものの見方・考え方に対して、子供ながら漠然とした違和感を覚えました。そして、大学では、自分が生まれ育った日本の文化について学びたいと考えるようになりました。ところが、大学入学後、中国学の講義で「日本の文化を知るには、まず中国の文化を知る必要がある」と言われ、この一言で中国学の道に進むことを決め、現在に至っています。

学生へのメッセージ

「中国思想」というと堅苦しく聞こえますが、要は中国人のものの見方・考え方についての研究をしています。似ているようで異なる日本人と中国人、その違いを知ることで日本人のものの見方・考え方がより明解にわかることがあります。また、中国は日本にとって永遠の隣人であり、今後もお互いに無関係ではいられません。中国に対する好き嫌いの感情は一旦脇に置いて、まずはこの隣人のものの見方・考え方について「知る」ことから始めてみてはどうでしょう。

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