教員紹介深沢 克己

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深沢 克己FUKASAWA KATSUMI

文化学部 国際文化学科 教授

学位
博士(歴史と文明) フランス・プロヴァンス第1大学
専門分野
近世フランス史・地中海史

プロフィール

東京出身、大学院生のとき、南フランスのエクス=アン=プロヴァンスに留学、4年余りをかけて博士論文を執筆しましたが、この留学期間は、孤独ではあるが充実した歳月として、いまでも貴重な財産になっています。その後もフランス各地の大学で講義や講演や論文審査などを担当し、日本とフランスを往復しながら、歴史と文化のありかたを考えてきました。

研究テーマ

近世フランスを中心に、地中海貿易史、国際商業史、比較港湾都市史、宗教社会史、社交結社史などを並行して研究しています。国民史の枠組みをこえて、ヨーロッパと地中海世界、さらにはユーラシア規模の地域間交流史を、その多様な側面から描き出そうとしています。

研究活動・教育活動

主な著書:
  1. (単著)Toilerie et commerce du Levant au XVIIIe siècle. D'Alep à Marseille. Paris: Éditions du CNRS, 1987, 247 p.
  2. (編著)『近代ヨーロッパの探究9 国際商業』(ミネルヴァ書房、2002)
  3. (単著)『海港と文明—近世フランスの港町』(山川出版社、2002)
  4. (編集)『港町の世界史2 港町のトポグラフィ』(歴史学研究会編、青木書店、2006)
  5. (編著)深沢克己・高山博編『信仰と他者—寛容と不寛容のヨーロッパ宗教社会史』(東京大学出版会、2006)
  6. (単著)『商人と更紗—近世フランス=レヴァント貿易史研究』(東京大学出版会、2007)
  7. (編著)『ユーラシア諸宗教の関係史論—他者の受容、他者の排除』(勉誠出版、2010)
  8. (編著)深沢克己・桜井万里子編『友愛と秘密のヨーロッパ社会文化史—古代秘儀宗教からフリーメイソン団まで』(東京大学出版会、2010)
  9. (編著)Katsumi Fukasawa, B. J. Kaplan and P.-Y. Beaurepaire (eds.), Religious Interactions in Europe and the Mediterranean World: Coexistence and Dialogue from the 12th to the 20th Centuries. London/New York: Routledge, 2017, 343 p.
  10. (単著)『マルセイユの都市空間—幻想と実存のあいだで』(刀水書房、2017)

担当科目

歴史文化概説Ⅱ(西洋史)、歴史文化資料論Ⅱ(西洋史)、歴史文化講読ⅡA(ヨーロッパ史)、西洋史概説、西洋史概論、歴史文化演習Ⅰ
<科目の詳細はシラバス検索より>

ゼミ活動テーマ

わたくしのゼミではヨーロッパ史(一部はイスラーム文明史)にかかわる広いテーマを勉強しています。2018年春学期には、以下の歴史上の人物について受講生から発表してもらいました。
アレクサンドロス大王、カール大帝、ローマ教皇ウルバヌス2世、コルテスとピサロ、エリザベス女王(1世)、ルイ14世とリシュリュー、ピョートル大帝、マリア・テレジアとヨーゼフ2世、ナポレオン(1世)、ビスマルク、レーニン、チャーチル首相、イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータ

学生へのメッセージ

世界は広くて多様ですから、いつも心を外界に開いて、未知のものを学ぶ姿勢をもちたいですね。他者との摩擦や衝突を恐れて、内向き志向になってしまわないように、また多様な世界を画一的な基準に押し込めて、理解したつもりになってしまわないように、大学での勉学を役立ててほしいと思います。

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