教員紹介寺井 晃
研究テーマ
『期待インフレ率の研究』
私は、「期待インフレ率」というデータを研究しています。皆が「来年の今頃、どのくらい物価が上がっているかな」と考えているデータです。非常に簡単に言えば、物価が上がっていると予想するなら、あらかじめ色々な商品を買っておきたくなり、今の商品の売れ行きは良くなります。しかし、あくまで皆の頭の中にだけあるデータなので、具体的に見る方法が必要です。期待インフレ率を計測する手法の検討・開発が、私の研究の主な点です。
私は、「期待インフレ率」というデータを研究しています。皆が「来年の今頃、どのくらい物価が上がっているかな」と考えているデータです。非常に簡単に言えば、物価が上がっていると予想するなら、あらかじめ色々な商品を買っておきたくなり、今の商品の売れ行きは良くなります。しかし、あくまで皆の頭の中にだけあるデータなので、具体的に見る方法が必要です。期待インフレ率を計測する手法の検討・開発が、私の研究の主な点です。
担当科目
マクロ経済学A・B、経済学入門Ⅰ、演習など
ゼミテーマ
『マクロ経済データの分析・調査』
プロフィール
東京生まれ・育ちです。京都に来て10年以上経ちました。趣味は街歩きで、すぐ目についた本屋に入りたくなります。最近は週末、運動不足を解消すべくジムに通うことにしています。
学生へのメッセージ
経済学では、"cool heads but warm hearts(冷静な頭脳と温かい心)"という言葉が良く使われます。19世紀の経済学者の言葉です。授業では「勉強」が先立ち、生活では「思いやり」などが先立っているかもしれません。どちらか一方ではなく、両方を適切に組み合わせて身に着けることが大事であるという言葉です。大学の学生生活全体を通じて、両方をしっかりと身に着けていくことを心掛けてもらえればと思います。