教員紹介関田 静香

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関田 静香SEKITA SHIZUKA

経済学部 准教授

学位
博士(応用経済学)(大阪大学)
専門分野
応用計量経済学

研究テーマ

『家計行動の実証分析』
貯蓄・借入・資産選択行動を中心とした家計行動の決定要因について、アンケート調査から得られるデータを用いて実証分析を行っています。特に、経済・金融に関する知識は、どのような方法で効果的に蓄積できるのか、それらの知識は人々の属性によってどのように異なるのか、それらの知識は貯蓄・借入・資産選択行動にどのような影響を与えるのかということに興味があります。分析結果を通して、人々が、金銭面で苦しむことなく、できる限り豊かな生活を送るためにはどうしたらいいのか、政策提言を行っていきたいと考えています。

担当科目

日本経済論A・B、経済人特別講義、演習など

ゼミテーマ

『京都における経済・社会問題の分析』

プロフィール

鹿児島県の奄美大島で生まれ育ちました。大学の学部時代においては、実はそれほど経済学に興味があったというわけではなかったのですが、卒業して銀行員になり、銀行業務を知り、人々の貯蓄行動について考えるようになったことをきっかけに、経済学の実証研究に興味を持つようになりました。そこで、銀行員をやめて大学院に入って勉強し、2011年から本学で教育・研究に従事しています。家族と一緒にいる時間と、マタイ22章37-39節「心と思いと知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」という戒めを大事にして日々過ごしています。

学生へのメッセージ

皆さんは大学生活をどのように過ごしたいか真剣に考えたことがありますか?単位をただ取れればいい、卒業さえできればいい、内定さえもらえればいい、という4年間を過ごした学生と、毎日真剣に、どのような知識を蓄え、何をして過ごすのか、自分の頭で考えて4年間過ごしてきた学生とでは、その人間力に大きな差が出るでしょう。大学生活を通して、自分の興味や能力を知り、それらを存分に活かし、これからどのように生きていきたいかを考えられる、そんな充実した学生生活を皆さんが送られることを祈っています。

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