「社会階層における香道文化と茶道文化の変容過程に関する研究」
理論指向の実証社会学研究という研究テーマは私の研究スタンスおよび方法論でもあります。すなわち、理論指向による実証的検証を重視する立場で、社会学の「知」という枠組から社会的なリアリティについて実証的に検討する研究スタイルです。現在の主な研究内容として（1）都市の文化的資本に関する研究、この研究はフランスの事例と中国の事例を用いて街づくりの国際比較研究を行っています。（2）社会階層における香道文化と茶道文化の変容過程に関する研究、こちらのテーマは今年度から新たにスタートした研究テーマです。（3）古鎮（オールドタウン）の近代化に関する調査研究は昨年度までの研究テーマです。特に中国の1000年以上の歴史のある景徳鎮、呉鎮などの古い町の近代化および人々の生活様式の変容を中心に調査研究を行ってきました。以上の三つの研究において、フランスの現地調査、中国の現地調査、日本の農村調査を平行に進めていますが、共通しているのは研究法から理論へ、理論から研究法へ、自らを現実と理論との往復のなかにおいて、学問的な格闘を続けています。

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故郷は中国山東省です。小さい時から故郷の山遊び、海遊びに恵まれ、孔子の故郷も同じ山東省であったため、趣味は書道、読書、歴史、音楽、旅行です。好きな日本人の音楽家は小澤征爾です。彼のパフォーマンスと音楽に対する理解に魅了されます。最近は研究のために日本の茶道と香道も習っています。正座もようやく少し長く座れるようになりました。休日はお寺の散策と坐禅にも出かけています。社会調査の授業を担当しておりますが、日本の専門社会調査士の資格を有しています。

何故大学で学ぶのか、何故教育を受ける必要があるのか、誰のために学ぶのか、誰のために教育を受けるのか、これらの問いに自ら答えながら大学で学んで欲しいです。社会学の知識がなくても、社会学的な見方を勉強したい人、知的好奇心の強い人、お洒落が好きな人、自由奔放な人、絵画が好きな人、音楽が好きな人等々、すなわち大学で専門的知識と幅広い教養を兼ね備えていきたい方を歓迎します。

Leeゼミでは経営学部に在籍しながら経営学を学ぶと同時に社会学も学ぶことができる特徴があります。社会学に興味がない人でも社会学の視点から経営学を見ていくので参考にもなります。Leeゼミは少数精鋭のゼミなので、ゼミ生同士の仲もよく、たとえ自身のないことでもゼミの仲間がしっかりと話を聞いて意見を受け止めてくれたりして自分の意も主張できる場です。

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