民事法・公法・刑事法双方向講義

ソクラティック・メソッドで法的思考を鍛える

双方向講義とは

双方向講義は、教員からの質問に学生が答えていく「ソクラティック・メソッド」を用いて進行する少人数のアクティブ・ラーニング科目です。演習(ゼミ)と同じように、少人数の学生と教員が間近に顔を合わせて授業が行われます。演習との違いは、演習では報告・ディベートなどの課題や卒業論文の作成に時間をかけて取り組むことが中心となるのに対して、双方向講義では授業のその場での対話・議論に重点が置かれることです。双方向講義では、教員からいつ質問が飛んでくるか分かりませんから、とくに集中して授業に参加することが必要になります。
 
このような対話・議論を中心とした授業は、法科大学院(ロースクール)でとくに重視されています。授業中、教員が学生に対して質問を投げかけ、それに対して学生が必死になって考え応答し、さらにその答えをうけて教員が質問を重ねる、という形の授業は、法律家の養成にとってとりわけ意味のある教育方法なのです。
 
法律学科では、司法プログラムで学び法科大学院への進学を目標とする学生を主たる対象として、民事法(民法と民事訴訟法)・公法(憲法と行政法)・刑事法(刑法と刑事訴訟法)を学ぶ一連の双方向講義を開講しています。双方向講義では、基礎的な知識や理論を確認した上で、単純な知識だけでは解決できない事例を多面的に考えていって分析する練習や、重要な判決文を読解する練習、さらには答案という形で論理的に説得力のある法的文書を書く練習などを積み重ねていきます。それによって、1年次から4年次まで段階的に密度の濃い法学学習を行うことができます。法科大学院進学をめざす学生は、双方向講義を通じて、法的な思考方法を身につけ、法的文書の読解力や表現力を高めることができるでしょう。
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