少人数教育の科目の充実、履修選択行動と学生の満足度・成長実感の把握

法学部は、導入教育（初年次教育）段階で主体的な学習のしかたを身につけ、その後、少人数のアクティブ・ラーニング（AL）科目で能動的かつ他の参加者と協働・議論して学習することを重視したカリキュラムを、平成27年度から開始した。その教育効果について、継続的に調査をすることで把握すること目指す。また、得られた知見からさらなる授業改善を進めることを目指す。

初年次・少人数科目である「プレップセミナー」をはじめとしたAL科目を充実させることを通じて、学生が主体的な学習のしかたを身につけ、より主体的・意欲的に法学部の科目に取り組むことができるようする。AL科目を通じて主体的・積極的な学習態度を身につけた学生は、AL科目以外の講義科目等でも、主体的に履修選択を行って学習できるようになり、成長していくことが期待される。すなわち、講義科目を含めた法学部の授業全体の改善につながることが期待される。
こうした波及効果が起こることを目指して、AL科目、講義科目への調査を通じた実態把握を継続的に行う。調査したデータ等は、来年度から実施予定の「コース制」の企画および改善にも活かしていくことにしたい。