平成30年度 春学期 公開授業&ワークショップ 実施報告

実施日時・場所・参加人数

  1. 「公開授業」:
    7月12日(木):微分積分Ⅰ(瀬川典久先生、神貞介先生、中川義行先生)習熟度別3クラス 参加教員数名
    当初は7月5日(木)を予定していたが、大雨による全学休講のため翌週の7月12日(木)に延期して実施した。当日は中川義行先生が出張の為に休講となり、瀬川典久先生、神貞介先生のクラスのみの公開授業となった。
  2. 「ワークショップ」:
    7月11日(水)参加教員数18名
    「微分積分I」の公開授業の翌週の開催を予定し、公開授業参加の感想を基に議論を行う計画であったが、大雨による全学休講のため公開授業の実施前にワークショップを開催することになった。

ワークショップでの意見交換内容

1:習熟度別クラスの実施および必修化が外れた基礎数学科目の実施状況の把握

  • 新学部生の履修姿勢に関して。選択必修を外した事での履修姿勢の変化。
  • 習熟度別クラスでの現状、問題点、改善策など「微分積分学I」。
  • 基礎数学を修得せず専門科目の履修へと進む新学部生により派生する問題の予測
    「微分積分I」の担当教員の瀬川典久先生より習熟度別クラスの現状報告。
    「線形代数I」の担当教員の赤岩香苗先生より出席者数の推移などの報告。

現在のところ、必修を外した事による出席率の低下などは見られない。今後は不合格者の再履修状況などを継続調査する必要がある。
情報理工学部での唯一の必修基礎数学科目となった「コンピュータのための数学」の担当教員の小林聡先生より現状報告。

2:「コンピュータ理工学実験A・B」の今後に関して

  • 現状の運用方法の説明
  • 担当教員の確保の問題

今年度末で担当者2名が退職され、来年度は担当者が不足する。現在のところ後任人事は認められていないため、現有スタッフの新規担当または非常勤講師の雇用で対応する必要がある。現有スタッフはすでにオーバーロード気味であるため、新規担当者の調整は学部スタッフ全員の授業負担バランスを十分に配慮する必要がある。現在3週で完了する実験テーマと6週で完了するテーマが混在しているが、来年度からはすべて3週で完結するテーマで統一する方向での調整が話し合われた。
コンピュータ理工学実験A・Bでレポートが提出できない学生が1割程度存在する。勉学に大きな支障がある学生に関して、コンピュータ理工学実験A・Bの担当者と基礎プログラミングIの担当者が現状報告を行った。

3:情報理工学部新入生の傾向把握と対策検討(情報共有)

  • コース選択、コース要件科目の履修に関して、想定される問題の把握

< 時間切れとなり、議論できず。情報理工学部での学生のコース配属に関して、質疑が行われる。

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