平成29年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

入門演習等における教育の質の保証確立

(2)目的

「入門演習A/B」は、一年次導入科目の一つであり、選択必修科目であるとはいえ、複数クラスが開講され、新入生全員が履修することが想定されている科目である。また、健康スポーツ社会学科の学生においては、「スポーツ実習」も導入科目の要素を含んでいる。これらの科目が安定的に開講され、それらの質が確保されることが今後の授業展開の要になる。そのため、まずは担当教員間での情報交換・意見交換の機会をもち、さらに学部(学科)教員全員にもその機会を広げることによって抽出された問題点についての対応策を検討する。

(3)期待する効果

担当教員間で科目運営について意識の共有がなされることで、複数クラスによる科目であっても教育内容の安定化が図れるとともに、教材開発や教育方法の共有等を通じ、教育の質保証が確保されることになると期待される。また学部(学科)教員全員で共有することで導入教育科目の質保証にもつながることが期待される。共有化の具体的な方法としては、次の二点があげられる。一つは、各授業で使用する教材・資料等についてメーリングリストや共有ファイルなどを活用し、授業運営におけるアドバイスや留意点などの伝達を図る。また一つは、秋学期にはスポーツ実習及び入門演習A/Bの基礎となる講義科目である社会学入門Bを公開授業とし、実際の授業内容や運営方法を確認する。
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