乾 尚美 さん

略歴

1995年 京都市立神川中学校卒業
1998年 京都私立西山高等学校普通科特進コース卒業
2001年 京都産業大学外国語学部言語学科ロシア語専修卒業
同年4月~現在 株式会社下鴨茶寮本店勤務
(2009年4月現在)
現在は生まれ育った地元の京都の茶懐石京料理・下鴨茶寮で、お客様の接客係を担当しています。毎日たくさんのお客様が京都だけではなく、他府県や海外からお越しになります。季節の旬の素材や伝統的な京野菜がお料理に使われていて、四季折々に勉強になります。着物も自分で着られるようになりました。

休日は、幼少の頃習っていたピアノを社会人から再開し、年に数回発表会やコンサートに出演したり、茶懐石のお店に勤めているということもあり、以前からやってみたかった茶道を習いに行ったりしています。茶道は、今年10月に嵐山大覚寺で5年に一度のお茶会があり、お手前をさせてもらえることになり只今練習中です。

外国語学部で学んだことがどのように活かされているか?

毎日ではないのですが、海外からお越しになるお客様もおられます。全体的に英語を話すことが多いです。四年間勉強したロシア語はもうだいぶ忘れてしまいましたが、覚えている言葉をお客様に話せた時、お客様は母国語を聞いてとても安心したようにお喜びになります。そんな場面に遭遇した時、ロシア語を勉強していて良かったなあと思います。

中国のお客様もここ数年でたくさんお越しになり、京都駅前のNHK文化センターに中国語を習いに行ったりもしました。中国語であいさつやお料理の説明をしてお客様に喜ばれています。やっぱり語学は楽しいですね。

また機会があれば、ロシア語や他の外国語を勉強したいです。

どんな学生生活を送っていたのか?

全学応援団吹奏楽部に所属して、Oboeを吹いていました。応援活動に定期演奏会にマーチングなどで活動していました。ほぼ毎日練習があり、昼休みと授業が終わってから夜8時までの練習。ミーティングがあると終バスで帰ることもありました。予習も充分に出来てないまま授業に出ることになり、勉強とクラブ活動との両立にハードな学生生活でした。
どちらかというとクラブ活動に重点を置いた学生生活になったのですが、ロシア語専修の先生方やクラスメートに恵まれ、暖かく励まされ四年間頑張り通せた自分がいます。そのことが社会に出てから心の糧となっています。ロシア語専修も吹奏楽も、いい仲間と過ごせたことに感謝したいです。

学生の間にやっておいた方がいいこと

私が京都産業大学で学生生活を送って言えることは、やりたいと思ったことは何でも果敢にチャレンジしてみようということです。同時に1つでもいいので何か打ち込めるものがあると楽しいと思います。それと社会人になってから、資格の勉強をするとなかなか忙しくて大変なので、取得出来る資格があればとっておいた方がいいでしょう。
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