山下 亜希子 さん

略歴

1992年 滋賀県立栗東高等学校卒業
1997年 京都産業大学外国語学部英米語学科卒業
(1995~1996年 ニュージーランド クライストチャーチ ポリテクニーク校交換留学)
2000年~ 滋賀県立堅田高等学校教諭
(2005~2006年 滋賀県若手教員海外研修 中国湖南省)
(2009年3月現在)
中国の小学校
大学卒業後、講師を3年経験した後、4度目の挑戦でようやく教員採用試験に合格し滋賀県の高校教員となりました。今年で教員生活10年目になります。

大学時代は決して優秀な学生ではなく、授業中は当てられないよういつも後ろの席にばかり座っていました。英語が好きで、そして英語教師になりたくて英米語学科に入学したはずなのに、思うように力が伸びず「英語コンプレックス」に陥った時期もありました。でもそんな私を変えてくれたのがクライストチャーチ ポリテクニーク校への交換留学でした。海外の長期滞在は初めてで、ホストファミリーとの生活や言葉の面でも不安はありましたが、留学を終える頃には南島を一人旅するまでになりました。この留学では語学の習得だけでなく文化や生活習慣の違いなどを身をもって学び、私を強くしてくれました。在学生のみなさんも出来るだけ学生時代に是非いろんな世界を見て、いろんな体験をして欲しいと思います。

さらに教師になってからは海外研修で中国に派遣され、中国語のみならず現地の教育制度や英語教育の現状について学びました。それまでに一度も中国語を勉強したことがなく、最初は言葉の面で大変苦労をしましたが、日常生活から語彙を覚えていき、生活に不自由しない程度に話せるようになりました。が、やはり英語に頼ることもしばしばで、英語はまさにコミュニケーションのツールであると実感しました。 この研修をきっかけに、帰国後、中国語の教員免許を取得し、現在も中国語の勉強を続けています。将来は英語教育のみならず、アジアを中心とした国際理解教育に取り組んでいきたいと思います。これからは英語ともうひとつ英語以外の言語の時代なのではないかと感じています。みなさんも機会があれば英語以外の言語や文化に触れて見てください。本当に色んなものが見えてきますよ。

大学を卒業して10年以上経ちますが、私は京産大が大好きです。そんな気持ちが通じたのが昨年からKSU英語教育研究会の運営のお手伝いをさせていただいています。卒業後も母校に関わり、教職を目指して頑張っている在学生の方々と繋がりを持てることに感謝しています。
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