田仲 由理(たなか ゆり)さん

略歴

1992年 大阪府生まれ
2011年 プール学院高等学校卒業
2015年 京都産業大学外国語学部国際関係学科卒業
2015年 京セラ株式会社入社、宝飾応用商品事業部宝飾品部に配属
国内営業業務、海外営業業務を担当した後、現在は再度国内営業業務に携わっており、主に対カスタマーの仕事をしています
(2019年3月現在)

私は現在、上述のように京セラの宝飾応用商品事業部宝飾品部に所属しています。部署全体としては、宝飾品の素材から完成品にいたる様々な商品の製造、卸、販売を行っています。

入社直後に東京へ転勤となり、そこで担当したのは、確定した商品の発注管理、製造部署との納期すり合せ、伝票発行などの業務でした。担当していたお客様には、新しいデザインの提案、修理品の確認など一通りの業務を通して、二年間で様々なことを経験させていただきました。

その後本社に異動し、海外営業業務を担当しました。主に香港や中国のお客様を担当し、客先から発注があった注文の納期確認、製造への連絡、またお客様が来社された際の対応などが主な業務でした。

現在は再度、国内営業業務を担当しております。具体的には、自社のWEBサイトや他媒体上へ出している広告の受注処理、注文を受けた商品の発送準備、お客様の商品ご購入後のアフターサービスの他、WEBサイトに掲載する商品のスペックを確認してWEBサイト上にページを作成する作業も行っています。折々の連休には催事も多く開催されますので、そういう場でお客様に商品の説明を行ったり、販売のサポートをしたりもしています。

京都ではホテルオークラで毎年夏に展示会を開催しています
取扱商品は、私にとっての目の保養にもなります(笑)

大学在学中には、カナダでのフィールドリサーチの後、夢だった交換留学を経験しました。カナダでも様々な人たちと出会いましたが、私が留学で行ったニューヨークには、さらにさまざまな人種の人たちがいました。そんな中で自分とは異なる人種の人たちと約一年間一緒に暮らしましたが、自分の英語の拙さもありかなり苦労した記憶があります。

今思い返してみると、留学して一番実感したのは、静かに時を待っていてもいつまで経っても自分の考えは相手に伝わらないということです。文面にしてしまえば当たり前のことだと思われるかもしれないですが、自信がなかった私には意見を言うことはかなり勇気のいることでした。また、もし留学に行かずにいたら、周りの優しい人が気にかけてくれても、恐らくそのことに気付かなかったかもしれません。留学をしたことにより、相手の考えていることを知るためにも、自分の思っていることを伝えることが大切だと気付きました。

それは留学から帰ってきた後の国際関係学科の授業でも感じました。皆と意見交換することは、思っている以上に価値のあることです。同じ授業を受けていても、みんながみんな全く同じ意見ということはあり得ません。他の学部や学科と比べて国際関係学科の良いところは、授業の中でも学生同士で意見交換しなければならない場面が多いところだと思います。

自分の環境は自分で作る、そのためには自分がこういう風に考えている等、人に話す必要があると思います。これが、私が大学在学中に培った考え方です。在学中には、いろんな考え方や思想・文化に触れたり、自分の視野を広げたりするチャンスがたくさんあると思います。そういう経験が自分の考えを形成すると私は思っています。自分の人生を豊かなものにするためにも、興味のないことでもどんどんトライしていってみてください!人生は絶対に退屈にならないと思います!

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