竹内 彩香(たけうち あやか)さん

略歴

1992年 京都府生まれ
2011年 京都府立桂高等学校卒業
2015年 京都産業大学外国語学部国際関係学科卒業
2017年 神戸大学大学院国際協力研究科修士課程修了
2017年 京都市役所入庁
2019年3月現在、右京区役所地域力推進室勤務
(2019年3月現在)

私は現在、京都市の右京区役所地域力推進室において、地域の自治連合会などを通して要望を聴いたり、地域活性化につながるイベントの企画・運営に携わったりしています。地域の方の思いを聴き、地域の課題の解決や地域の活性化に向けて一緒に考えていくことができる仕事はとても楽しく、日々やりがいを感じています。

大学時代を振り返ると、4年間は長いようで短く、あっという間でした。入学前は英語を話す機会がほとんどなかったので、入学当初は「授業についていけるかな?」「みんな英語ペラペラやったらどうしよう」など不安でいっぱいでしたが、国際関係学科(現国際関係学部)では、少人数のクラスでじっくり英語や専門科目を学ぶことができました。また海外フィールドリサーチで実際に英語圏に滞在することで、英語(特に話すこと)への苦手意識が徐々になくなり、1年次には500前後だったTOEICのスコアも890までアップすることができました。

「国際関係」といっても、国際政治や国際法、国際開発など、様々な分野があります。国際関係学科では幅広い分野を学際的に学ぶことができるので、問題を多角的に分析する力が身につきました。京都産業大学卒業後、「大学で学んだことをもっと深めたい!」と思い、神戸大学大学院の国際協力研究科の修士課程へ進学し、アフリカへの開発援助について学びましたが、大学院でもこの力は役に立ちました。

授業以外にも、海外からの留学生と一緒に模擬国連のサークルを立ち上げるなど、プライベートでも留学生と関わることで、自然と英語を話せるようになり、様々な国の文化を学ぶこともできました。学内で国際交流ができることも京都産業大学の魅力の一つだと思います。

社会人になり、現在の所属では地域の方や大学など様々な立場の人々と関わる機会が多くあります。大学在学中にボランティア活動やサークル活動を通してたくさんの人と関わった経験やゼミや授業でのディスカッション、プレゼンテーションを通して培ったコミュニケーション能力が今の自分を助けてくれていると実感しています。

現在の職場では英語を使う機会はほとんどありませんが、グローバル化が進む中で、京都を訪れる外国人観光客は増加し、京都市は国際都市としても注目を集めています。そんな京都市でいつか海外と関わる仕事も経験し、国際関係学科で学んだことを少しでも活かせればと思います。

大学の4年間は長いようであっという間です。好きなことに時間をかけてじっくり学べる時間を大切にし、たくさんの人と関わり、大学生活を充実させてください。

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