在学留学体験レポート 村田 美帆さん(交換留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2017年8月24日から
2018年5月24日まで
カナダ トンプソンリバーズ大学 交換留学

2年次の秋学期から3年次の春学期まで留学していました。

語学クラスはその年にもよりますが、中国人とインド人が大半を占めていました(韓国、台湾、香港、バングラデシュ、日本などは少人数)。一番上のレベルのクラスだとスペイン語圏からの留学生やケベック州出身の学生もいました。Writing, Reading, Grammar, Oral Communication それぞれをしっかり勉強するので、バランスよく全体の英語力を上げられたと思います。他の国からの生徒の方々のやる気と積極性に触発される機会は多かったです。

AcademicのクラスはほとんどがThompson Riversの学生で、ネイティブと同じレベルの英語力を持っている人たちと授業を受けることになります。なので、好きな授業が何でも履修出来るというわけではなく、アドバイザーの方と相談して自分のレベルにあったクラスを選ぶという感じでした。難しいレベルのクラスでも挑戦したい意思を伝えれば受けられるものをありますが、中にはESALのクラスを全て終了していないと取れないものや、先に他のクラスを取っておかないと履修登録出来ないものもあるので、事前に大学の方と連絡を取り合っておくとスムーズに履修登録ができると思います。

留学生によくあるホームシックはほぼありませんでした。その理由として困ったときにはサポートしてくれ、常にお互いの英語学習に対する意識を高めあうことのできる日本人の友人の存在が大きかったです。また、Thompson Rivers大学には日本人も数人在学されています。学校のシステムなど最初は混乱することが多いですが助けて下さるので、特にトラブルもなく大学に慣れることができました。またカナダは留学先として人気の国なので、短期や長期など様々なプログラムで他の大学から留学で来ている学生と英語のクラスが一緒になることあがります。他の国から来た留学生と自分との英語力の差を感じるよりも、同じ国からきた学生との差を感じる方が各段に英語学習に対する意識やモチベーションは上がります。留学を考えている多くの人が、日本人学生がいない大学に行きたいと考えると思います。確かに日本人がいない環境での英語学習にも多くの利点があります。しかし、日本人の友人や知り合いがいることでコミュニティが広がり、外国人の友人を作りやすいと思います。また、ホームシックや精神的に不安定になるということもなくなります。

長期留学といっても8-9ヵ月の間でできることは限られています。そして、想像以上に時間が過ぎるのは早いです。留学中は英語に毎日触れる機会があるということに慣れてしまいますが、日本に帰国してから改めてそれがどれだけ恵まれた環境だったのかということを実感します。

PAGE TOP