在学留学体験レポート 久保田 真侑さん(派遣留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2015年8月31日から
2016年7月13日まで
カナダ アルゴマ大学 派遣留学
カナダで約1年間、家族や友達と離れて新しい生活をするというのは、私にとってすごく冒険で不安がたくさんありました。でも高校生の時から、大学在学中にカナダで留学をしたいとずっと思っていた私は、小さな夢が叶ったことに喜びを感じ、とても楽しみにしていました。 たった1年間で本当にたくさんのことを学び、経験し、英語力だけではなく、積極性、視野の広がりによる考え方の多様性、自分自身の成長を実感しました。もちろん全てが順調で楽しかったわけではなく、苦労したこともありました。例えば、初めの学期の留学生の英語のクラスはほとんど日本人で、日本人同士では授業以外はどうしても日本語で話してしまうので、私の一番の目的であった英語のスピーキングとリスニング力が本当に伸びるのだろうかと不安になったり、初めの方はホームステイ先での生活になかなか慣れず、どうやってホストファミリーとコミュニケーションを取ればよいのか、相手は本当に私のことを気にかけてくれているのだろうかなどと心配になったりもしました。でも、せっかく留学に来ているのだからと勇気を持って積極的、前向きになって挑戦することで、問題が解決できて快感を得たり、新しい自分を発見できたり、自分に自信を持つことができました。

ESLクラスを卒業し、現地の学生と一緒に学部の授業を受けることはとても貴重な経験になりました。私の場合、授業の内容を理解する前に、授業を聞き取ったり知らない単語を調べたりするところから始めるのは大変でしたが、授業内容はとても充実していて、英語を勉強する意識がとても高まりました。授業、課題、テスト勉強以外の時間は、弱かったスピーキングとリスニングを伸ばすため、ホストファミリーと一緒に出掛けたり、教会に付いて行ったり、4人のホストブラザー、ホストシスターとたくさん遊んだり、現地や留学生の友達を作ってたくさん話したりしました。特に子供たちと過ごす時間がとても楽しく、私の英語力向上にも自然と役立っていました。帰国するころにたくさんの人に英語力の向上を褒めてもらえた時が私の努力が報われた瞬間でした。また、留学の後半になると、何か問題が起こった時、どうすればよいか分からない時に落ち着いて考えたり他の人に聞いたりして自分自身で解決できるようになっていたことに成長を感じました。

楽しいことも辛いことも含めたくさんの貴重な経験ができ、このカナダでの留学は私の人生でなくてはならないものとなりました。現地の人たちはとても良い人ばかりで、特にホストファミリーや友達とのお別れが本当に辛く、まだ帰国したくないと思った自分に驚きました。そういう気持ちにさせてくれた周りの皆に感謝していますし、いつか必ず会いに行きたいと思っています。留学で得た英語力、積極性、コミュニケーション能力、人として成長できたことを今後に生かし、将来の職業選択にも役立てたいと思います。

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