学生の声

在学生

松井 晃(2013年入学)

松井晃さんの入学時点でのTOEFL スコアは370でした。レベル別に編成された英語の授業では一番下のクラスからスタートしたのです。2年後、彼のスコアは 560にまで伸びました。その勉強方法を松井さんが以下に紹介してくれました。
私がTOEFLの勉強を始めるにあたって、まず集中的に取り組んだのが「英語多読」(辞書を使わずに自分のレベルにあった英語の本を大量に読んでいく勉強法)でした。勉強を始めた時の私はリーディングのスピードが非常に遅く、文法などにおける基礎的な力も不足していました。そのため、英語にとにかくたくさん触れることができ、かつ図書館を利用すれば無料でできる多読は英語を基礎から学ぶいい手段であると考えて、4000語を目安に授業が終わり次第毎日図書館へ通いました。読む際は流し読みせず、理解することを心がけました。

次にTOEFLは単語が難しいので、単語帳も買って毎日勉強しました。単語を覚えるのは元々苦手だったこともあり、方法など考えず、がむしゃらに勉強したことを覚えています。口に出して読むこと、耳から聴くことを意識しました。

文法もまた参考書を一冊買って繰り返しやりました。大学の特別英語「留学英語」の授業もわかりやすく、とても役に立ったと思います。特別英語でいただいたプリントも繰り返しやりました。TOEFLは文法のセクションが一番スコアを上げやすいと聞いたので、最終的には文法を優先的に勉強するようになりました。

リスニングは私が英語で一番苦手に感じていた部分だったので、本当に苦労した記憶があります。勉強法もまるでわからなかったためにいろいろな方法を試しました。一日中家で同じ音声を流してみたり、英語のラジオを暇があればかけてみたり。ただ、これらの方法は音声を流すだけで「勉強しているつもり」になってしまいがちになり、集中することが難しいように感じました。ですので、シャドウイング(英語を聞きながら、少し遅れて口に出して繰り返す勉強法)が一番リスニングの勉強になると思います。参考書などは、基本的に使わず、インターネット(Randall’s ESL lab)の無料音声で勉強し、テスト前に参考書を少しやりました。

これらの勉強を1回生の秋から冬にかけてした結果、TOEFL ITPのスコアは100上がりました。それからはTOEFLに関して特に勉強はしていませんが、2回生の冬にスコアが550を超えました。したがって日頃から英語力を上げることを意識していれば、試験勉強をせずともTOEFLのスコアは自然と上がっていくと思います。
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