留学

クツェレヴァ ジャメ アンナ ゼミ【ロシア文学を通してロシア人の心を知る】

ロシアの民話から伝統文化や風習を学び、ロシア人の国民性を理解する。

外国語学部教授 クツェレヴァ ジャメ アンナ

学生の興味や関心、語学力のレベルに合わせて題材を選び、考察したことについて意見を出し合いながら理解を深める。
ロシアで昔から読み継がれている民話を原文で読み、古くから伝わる風習や文化、自然観などを読み解いていきます。例えば、物語に登場する人物や動物の性格 に注目し、そこに描かれているロシア人の考え方や精神を日本の民話と比較。価値観の違いや共通点などについてディスカッションを行い、ロシアと日本の文化 への理解を深めていきます。また「イワンの馬鹿」や「金の鶏」といった伝承民話から派生したオペラやバレエなどの芸術作品を鑑賞し、原作との違いについて も研究。文学や芸術作品から生まれる国民性を理解し、異文化理解の基盤を築いてほしいと思っています。

北上ゼミ【文学作品におけるロシア語と日本語の比較】

ロシア語と日本語の相違から見る、文化の違いを読み解く。

外国語学部教授 北上光志
日本とロシアの代表的な文学作品を用いて、両国民の文化的な違いがテキストにどのような影響を与えているかを分析します。春学期では、同世代でノーベル文 学賞を共に受賞した川端康成とパステルナークの作品を取り上げます。分析基準として、例えば、ロシア語動詞過去形の完了体と不完了体と日本語の「た」と 「ていた」の使用分布を調べ、両言語での使い分けを文脈の観点から統計的に処理します。膨大なデータとの戦いに、分析の醍醐味を体感できます。

青木ゼミ【ロシア語の格の用法を探る】

ロシアの現代小説を通じ、ロシア語文法の理解を深める。 ロシア語の「格」に関する専門知識が身につく。

外国語学部教授 青木正博

専門は現代ロシア語の文法。「~が持っている」という意味を表す所有構文について、ロシア語と他の言語との比較研究を進めている。
ロシア語では、日本語の格助詞「が」「の」「に」「を」などが表す意味を「格」が表します。「格」には主格、生格、与格、対格、造格、前置格の6つがあ り、それらを理解することは、ロシア語習得にあたって非常に重要です。このゼミでは「生格の用法」「造格の用法」など、ロシア語の格の用法に関する研究 テーマを定め、ロシアの現代作家、パウストフスキーの短編集を読み進めていきます。学生は自分なりの訳を進めながら、小説の中に各自のテーマの「格」がど のように使われているかを考察し、小説中の「格」の使用例をレポートにまとめます。「格」に関する研究を通じてロシア語の力が向上するだけでなく、作品に 描かれているロシアの歴史や文化に触れることで、ロシアの社会に関する理解も深めていくことができます。
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