外国語学部 ヨーロッパ言語学科 イタリア語専攻/授業の様子

イタリア語専攻とキャリア教育研究センターがコラボ!

2017年度の秋学期に、外国語学部ヨーロッパ言語学科の内田健一(イタリア語専攻)が担当する授業「イタリア語専門セミナー(旅行観光)Ⅱ」に、キャリア教育研究センターの穂崎良典(インターンシップ・コーディネーター)が数回ゲストとして参加し、専門教育とキャリア教育の「むすび」を試みました。
この授業は3年次生以上が対象で、受講生たちは自分の将来のキャリアを強く意識しています。そのような彼らに対して、何かサポートしたいという教員と職員の熱意が「むすび」ついて、このコラボの企画が始動しました。
授業の内容は、イタリアの旅行観光の情報を収集して、旅行計画を作成し、それをプレゼンするというもの。初回の授業では、各自が希望するキャリアと旅行のテーマを、うまく「むすび」つけられるように、内田と穂崎がそれぞれの立場からアドバイスをしました。その後、学生が個人プレゼンをする5、9、13回目の授業にも穂崎は参加し、その内容と方法についてコメントをしました。14回目の雄飛館ラーニングコモンズでの準備作業を経て、15回目は最終のグループプレゼンを行いました。以下の写真は、14、15回目の授業の様子です。
授業の後、多くの学生たちが気軽に1号館1階キャリア教育研究センターや進路・就職支援センターに足を運ぶようになりました。このコラボから学生たちが得た、イタリアの言語と文化に関する専門的な知識と、プレゼンやグループワークなどの汎用的な技能が、それぞれの将来のキャリアで大きな実を「むすび」ますように!

学生の声(授業アンケートより)

・自分のキャリアについて漠然としか考えていなかった時に、自身の将来のキャリアを想定した内容のプレゼンをするという試みは、貴重な経験になりました。
・将来は観光系を目指しているので、授業の全てが役に立ちました。
・旅行代理店に憧れを抱いており、旅行業務取扱管理者の勉強もしたのですが、いざ旅程を立てるとなると、移動手段やトータルプランなど、不得手な部分も見えてきて、自分の認識を改めるきっかけになりました。
・社会に出た際に役立つであろうプレゼンのテクニックを学べたのは貴重でした。
・個人プレゼンの経験をフィードバックして、グループプレゼンで良いものが作れました。
・グループでまとめる作業が、今後の人生につながると思います。また、力を合わせてできたので、その達成感に感動しました。
・イタリア大使館貿易促進部で25年にわたって勤務された穂崎さんのアドバイス(シンプルさ、プロ意識、実行可能性など)のおかげで、回を追うごとにプレゼンの内容が洗練されていきました。
・社会人の視点から、丁寧に良い部分と悪い部分を評価して下さった穂崎さんに感謝します。

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