「海外実習を終えて」東田 航さん

今回の海外実習で、自分の可能性が広がったと思います。僕は海外が初めてだったので、不安も多少ありましたが、それは初めだけにすぎませんでした。確かに言葉は簡単には通じず、その壁は高いものでしたが、ドイツ語だけを勉強し、ドイツ語を使ってコミュニケーションをとっていくことで、少しずつ自信がついてきて話すことが楽しくなりました。また、海外での危険を日々感じることで、注意力や責任感も身についたと思います。そして、様々な観光地に行くことで、その土地ならではの文化に触れ、楽しむことができました。食べ物に関しては飽きることがなく、同じものを何度も食べたくなる味でした。この留学で得たものは、ドイツ語がさらに好きになったことと、自分のスピーキング能力が遥かに向上したことです。苦手であった単語も今では苦でなくなり、ドイツ語を話すこと自体が楽しくてたまりません。今後この経験を活かせるように、京都産業大学に留学しているドイツ人と、積極的に会話をすることが大事になってくると思います。さらに、毎日ドイツ語を聞けるように音楽も取り入れていきたいと考えています。
文化についてはあまり知りませんでしたが、今回多くの町を巡り、建造物の歴史に触れたことでさらに興味がわきました。また、日本とドイツの違いが数多くありました。まず1つ目は性格の違いです。事前に調べたときは、日本人とドイツ人は性格が似ているとありましたが、全く違うものでした。地区によって変わるかもしれませんが、日本より物事をはっきりさせる力がすごく強いと感じました。2つ目は、日曜日についてです。日本では平日よりも休日の方がどこでも賑やかで繁盛していますが、ドイツの日曜日は本当に人が少なくて、どこか寂しい空間でした。やはり異なった文化や生活に慣れるのには苦労しましたが、新しい経験だったので、どこか面白くて嫌ではありませんでした。僕はこれから、さらにドイツ語の向上を目指し、卒業を迎えるまでに日常会話は自由に話せるようになりたいと考えています。そのためにも、まずは毎日ドイツ語に触れることはもちろん、友達と協力してドイツ語で会話してみるなど工夫をしていきたいです。将来、日独両国の懸け橋に慣れるように頑張り続けたいと思います。
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