「海外実習に参加して学んだこと」 川西 夏海さん

今回、海外実習に行くことができて本当によかったと思います。ドイツに行くことが小学校のころからの夢だったので、南ドイツの綺麗な街並みを実際に見て、すごく感動しました。カフェに入ると隣の席に座っていたご夫婦に話しかけていただいたり、少し遠出をしたとき、日曜日でバスの本数が少なくて困っていたらタクシーを呼んでくださったり、優しい人たちに助けられました。フライブルクに着いたときは日本と雰囲気が違いすぎて少し怖かったですが、最後には慣れて、自分の中でとても落ち着く町になっていました。右の写真は日本に帰る少し前のものです。寮の近くの湖で桜が満開に咲いていてとても綺麗でした。
時差ぼけが少し残る中、学校が始まりました。私のクラスは日本人だけで少し残念でしたが、クラスの雰囲気は最高でした。発言しやすい雰囲気で、間違えても恥ずかしい雰囲気にならなかったので、毎日の授業がとても楽しかったです。担任の先生もとても明るく優しい先生でした。最後のオリエンテーションは、クラスのみんなや先生とカフェに行き、ドイツ語で日本のことや、ドイツのお土産のことを話しました。
グループのテーマがスイーツということもあり、放課後や休日にはたくさんのカフェへ行きました。キルシュトルテはお酒の味がとても強く、大人の味がしました。たくさん食べた中で私が気に入ったのは、いちごがたっぷりのったケーキです。ドイツのお菓子はすごく甘いというイメージでしたが、生クリームがあまり使われておらず、あっさりとしていて食べやすかったです。
ドイツで一番テンションが上がったのは、マルクト(市場)です。日本では見ない光景だったので、驚きました。すごく新鮮なものがたくさん並んでおり、とてもおいしそうでした。左上の写真はリンゴですが、マルクトで食べるソーセージは絶品でした。

海外実習に参加する前は、外国人と話すときは緊張して全然話せませんでしたが、今はあまり緊張せずに話せるようになった気がします。自分の言いたいことが言えなくて悔しい場面が何度もありましたが、気になったことをその時に調べるようにしました。電車やカフェでネイティブスピーカーが会話していることに耳を傾けることもすごく大切だと思いました。知っている単語が聞こえると嬉しくなり、もっと聞き取れるように頑張ろうと思えました。この海外研修に参加したことで自分の実力が分かり、勉強への意欲がわきました。ただ、留学して学校に通うだけでは会話を交わす場面が少ないので、自分から積極的に話すことが大切だということが分かりました。しかし、たくさんのことを学ぶことができたので大満足です。
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