「ドイツに行って感じたこと」 岡村 衣純さん

霧のかかったノイシュバンシュタイン城
私は今回、ドイツに3週間行きました。語学のクラスはいろいろな国の人と受けて、その人たちの授業態度がとても印象に残りました。日本では、おもに授業は読み書きがメインで、テストの点数で成績が決まります。そのせいか、当てられたら答えるという人が多いです。でも外国の人たちは、当てられなくても積極的に参加する人がほとんどでした。先生の説明が終わった後も、必ず誰か1人は質問をしていました。こんな感じの授業風景は日本ではないことだったので、とても印象に残り、すごいなと驚きました。
その他に印象に残ったことは、ドイツの街並みと建造物です。ドイツの街並みを初めて実際に見て、私は絵本の世界みたいだなと思いました。どこもレトロな街並みで、すごく好きな感じでした。ドイツの建造物で1番印象に残ったものは、ノイシュバンシュタイン城です。このお城は、小さいころに見たシンデレラ城にすごく似ていました。私たちは前日ミュンヘンに泊まって、次の日の早朝に出発しました。ついたのは9時過ぎで、霧にかすんでうっすらと浮かび上がった城はとてもきれいで、忘れられません。ノイシュバンシュタイン城は中にも入ることができて、音声ガイドを聞きながら見学しました。中は本当に華やかで、さすがという感じでした。でも、ここに本当に大勢の人が住んでいたんだと思うと不思議な感じがしました。しかし、そこに中国の人がたくさんいたのですが、写真撮影禁止にも関わらず、それをわかっていて写真を撮っていて、ボディガードの方もすごく困っていました。禁止なのにそういうことをするのはいけないと思いました。ノイシュバンシュタイン城は、今まで見た中で1番きれいな建物で、感動しました。お土産屋さんも充実していて、都会とは離れた田舎にあるのに、やはり人気の観光スポットなんだなと感じました。またドイツに来たら、絶対にもう1度行きたい観光スポットだと私は思います。もし友達に、「ドイツに行くならどこがおすすめ?」などと聞かれたら、ノイシュバンシュタイン城を勧めたいと思います。

大学付近の町
私は今回のドイツ語学実習で学んだことがたくさんあります。ドイツはもちろん、海外に行くという経験がなかった私にとっては、貴重な体験でした。海外に行くというのもそうですが、3週間という長い期間もとてもいい経験になりました。ドイツという国を行く前よりもっと知ることができたうえ、日本の素晴らしさもわかることができました。今回、実際にドイツに行ってみて、1番大変だったことは、言葉がうまく話せないことで、わからないことを聞くときや、質問をされたときにすごく困りました。でも、質問をしないと、何もできない状況だったので、必死に頭を使って頑張れたことがいい思い出です。もっとうまく話せるようになりたいなと悔しい思いをしたので、今よりもっと勉強を頑張りたいです。もし、また今度ドイツに長く留学できるなら、してみたいです。そういう機会がなくても、個人的にまたドイツに行きたいです。本当にいい経験と思い出になりました。行ってよかったです。
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