八木 瑛未さん

私は、この春休みを利用して1か月間フライブルク大学に留学しました。大学に入学する前から海外に訪れて刺激を受けたいと思っていたのでこの留学で沢山の刺激を受ける事ができました。
平日は主に12時まで授業がありました。クラスには日本人が多くいて分からない問題があるとつい日本人に質問してしまう事が当たり前のようでした。この授業で強く感じたことは外国人との発言力の違いです。日本人は黙り込んでしまう事が多く消極的な一方で外国人は積極的に先生とのコミュニケーションを取っていました。ただ、この授業の中で外国人とペアワークをする場面がありました。ドイツ語や英語をうまく使って必死で伝えて相手も簡単な英語を使ってコミュニケーションを取ろうとしてくれました。凄くうれしかったです。
学校終わりはフライブルクの街を散策していました。フライブルク大学周辺はお店が充実していてマクドナルドやスターバックス、郊外にはIKEAがあり日本にもあるお店が沢山ありました。平日の生活は、基本昼は食堂かソーセージ夜は自炊をしていました。週末になるとミュンヘンやフランクフルト、ノイシュバンシュタイン城といった南ドイツで有名な場所を巡ったりスイスのバーゼルに観光しに行きました。自分達で列車やホテルの予約を行い最初は苦戦していたけれど徐々にスムーズにこなせるようになりました。生活の中で1番不便だった事はWi-Fiが大学内にしかなかったことです。お互いと連絡を取ることは困難であり道に迷ってマップを調べたくてもすることが出来ません。しかしこの状況の中で沢山の刺激を受ける事が出来ました。携帯が使えないとき頼るものは自分と周りの知恵が必要です。この観光はドイツ人とコミュニケーションを取るいいきっかけになりました。出会う人出会う人がいい人で数えきれない優しさに触れることができました。ありがとうと伝えたらHave a nice dayといつも言い返してくれます。その度にコミュニケーションを取る大事さ言葉の素晴らしさを知ることが出来ました。ドイツならではの経験もしました。1番印象的なのは本場のサッカーを見に行けたことです。日本の何倍も熱狂的で凄く楽しかったです。ドイツ料理は美味しいものもあれば微妙なものもあり正直口には合わなかったです。日本食の美味しさを再確認出来ました。
留学を通じてもっと視野を広げていきたいと強く思いました。春休みや夏休み、大きな休みを使ってテレビでしか見たことのない場所に訪れたいと思いました。今回の留学で行動する事、その場でたくさんの事に触れる大切さ、感動を味わうことができました。それとともに気づいたことはある程度喋ることができれば相手は聞き取ってくれて普通に生活することが出来ます。生活をすることは意外と簡単だと気づきました。言葉を喋れるようになるにはコミュニケーションを深く取る必要があります。その為にドイツ語の他に英語が重要だと思います。生活のなかで英語を使う場面が多く英語をまず喋れる事が第1条件だと感じました。聞き取れなかったとき話せたらなと何度も思い心がもどかしかったです。日本語を喋ってくれる外国人なんていません。英語を本気で勉強して外国人と深くコミュニケーションを取りドイツ語を身につけていきたいと思います。何よりフライブルク組は凄く仲が良く色んな場面で助け合ってみんなのおかげで充実した毎日を送ることがました。言葉の壁は大きかったけど優しさ溢れる1か月でした。
ノイシュバインシュタイン城
アリアンツ アリーナ
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