平成29年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

学部の学びの中心となる演習科目(ゼミ)における学習成果の調査。

(2)目的

  1. 両学科の「新カリキュラム」での初年次ゼミ、2年次ゼミ(基礎演習)、3年次ゼミにおける学習成果を調査し、学部におけるアカデミック・スキルを明確にする。
  2. 「新カリキュラム」の3年次ゼミにおいて、ディプロマ・ポリシーがどの程度達成されているか、学部の学びの根幹としてゼミが十分機能しているかを調査する。
  3. 学部の学びの根幹であり、もっとも授業時間外学習を必要とするゼミを調査対象とすることで、事前事後学習の実態を調査する。同時に、調査を行うことで、学生の自覚を促す。
  4. 1. と2. を併せて実施し、新カリキュラムにおいて4年間必修となったゼミでの学習成果について、継続的に追跡調査することで、学部教育(カリキュラム・ポリシー/ディプロマ・ポリシー)の達成度と課題を明らかにする。

(3)期待する効果

学部再編にともなう「新カリキュラム」の3年目において、ゼミの充実をテーマに学習成果を継続的に追跡調査していくことで、新カリキュラムを検証しながら、その充実を目指したい。
具体的には、学問的専門性が身に付いているか、専門性を極めるために学部提供科目が学問的体系をなしているか、専門知識が順次的に深められているかなどを意識して、学部の学びを統合して深めるゼミにおける学習成果の実感を調査することで、達成度と課題が明らかになると思われる。ゼミにおける学習成果の実感は、個人による調査研究・グループワーク・フィールドワーク等による応用実践といった、授業時間外学習の充実と連動して得られるものであるので、調査の結果分析をとおして学部教育の総合的な達成度を検証することが可能となる。
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