令和元年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」

1.「学習成果実感調査」についての分析結果

今年度春学期は(1)令和2年度開始の新4コースのコアとなる科目群、(2)経済学部必修科目(ミクロ経済学入門とマクロ経済学入門)、(3)初年次教育導入科目(入門セミナー)の合計71科目について学習成果実感調査を実施した。以下が各科目群に関する分析結果である。

(1)新4コースのコアとなる科目群

学生の主観的評価のコース間の格差をコース毎の科目平均値で比較したところ、概ねバランスの取れた結果となった(ビジネスがわずかに低い平均値)。

(2)ミクロ経済入門とマクロ経済入門

昨年度と同様、学生の主観的評価はミクロの方が高かった。学生にとってはマクロ経済学の難易度が高いことがその理由の一つと考えられる。

(3)入門セミナー

この少人数導入科目に対する1年生の満足度は極めて高い。自由記述でも経済学学習の基本的ツールの習得と他学生とのつながりを作ることに効果的であるというコメントが多く見られた。

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