平成27年度 秋学期 公開授業&ワークショップ 実施報告

実施日時・場所・参加人数

  1. 「公開授業」:「基礎プログラミング演習2」
    11月25日(水)1限・2限、10号館情報処理教室(10201・10202・10203・10204)、20数名が参観
  2. 「ワークショップ」:20数名が出席

ワークショップでの意見交換内容

今回のワークショップでは、公開授業を行った基礎プログラミング演習2の授業内容に関する振り返りと、学部カリキュラム等の改革に関する意見交換をおこなった。
基礎プログラミング演習2は、コンピュータ理工学部の基盤をなす科目であり、この科目の習得は学生のその後の学習に大きく関係してくる。そのため、少人数教育とグレード制の導入を今学期からおこなった。具体的には、今学期から2クラス制(1クラス:80名)から4クラス制(1クラス:40名)に変更し、担当教員も2名体制から4名体制へと変更した。また、基礎プログラミング演習2を履修するためには基礎プログラミング演習1の単位を習得しなければならないように変更した。少人数化により、履修学生の理解度を教員が把握しやすくなり、フォローアップがしやすくなったという意見がでた。その一方で、学習内容についていけていない学生も見られるとの指摘もえた。今後は、基礎プログラミング演習1の成績との相関などを調査し、ついていけない学生に対する授業補助の方法について改革する必要がある。
また、学部カリキュラム等の改革に関して、講義科目と演習科目の連携に関して意見が出た。科目を習得するためには、講義科目において理論的なことを習得した上で、それを利用して実験するというのが理想的な形である。しかしながら、カリキュラムの構成上で、実験科目を講義科目よりも先に履修するという形になっている科目がある。先に実践を行いそのあと理論的なところを整理するという形でも良い場合もあるが、今後のカリキュラム改革において、効果的な学習を行うためにカリキュラム改革を進めていく必要があるとの意見が出た。
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