ネットワークメディア学科

ネットワークの未来を拓く 情報通信のスペシャリストへ

ネットワークメディア学科
インターネットや企業内ネットワークなどのコンピュータネットワークに関連した基礎知識、専門知識を修得し、目的に応じてネットワークを自在に構築できる実践力を養います。ビジネスやエンターテインメント、社会のインフラにおいて、重要な役割を果たすネットワークを構築する基盤となる情報通信の知識と技術を身に付けると同時に、これからの社会になくてはならないセキュリティのあり方など情報通信のスペシャリストに必要な専門知識も学習します。さらに、画像や映像の処理など、マルチメディア周辺技術を修得する実習も重視しています。

より良いネットワークの構築をめざす

培った技術と発想力で
通信の安全性と効率性を追い求める

瞬時に閲覧できるWebサイトも、複数の階層にまたがるデータの移行により成り立っています。今まで知らなかったネットワークのしくみに興味を持ち、この学科を専攻しました。現在は通信方式の一種「P2P」を研究中。一般的な「クライアント/サーバ型」に対し、P2Pは「Peer to Peer」という名称通り、対等な役割を持ったクライアント同士が直接通信する形態のこと。サーバがない分アクセスが集中せず、システム障害に影響されにくいネットワークを構築できます。その反面、ウイルスが一気に蔓延する恐れもあります。危険を防ぎ、いかに通信効率を上げるか。培った技術や発想力が試される研究です。

大阪市立西高校出身
ネットワークメディア学科3年次生 新納 和樹さん

※掲載内容は取材当時のものです。

主な専門教育科目

コンピュータネットワークI・II

インターネットの通信プロトコルTCP/IPについて、その基本原理や技術を体系的に学習します。

マルチメディア符号化論

DVDに用いられているMPEGなどの各種の画像音声圧縮技術の基本原理や応用について学習します。

グラフィックスI・II

デジタル写真などの2次元画像の処理技法や3次元グラフィックスについて、数学的基礎から学習します。

Webコンピューティング

近年のWebブラウザを中核とした応用システムの基盤技術を基礎から実習を交えて学びます。

移動通信工学

携帯電話や無線LANを支える無線通信技術について、基本的な原理や考え方の基礎を学びます。

情報セキュリティ

不正侵入などコンピュータシステムへの脅威に対抗するための基本概念や最新の技術動向を学習します。

学びのキーワード

無線LAN、グラフィックス、セキュリティ、マルチメディア、モバイル通信、映像アーカイブ、Webアプリケーション、コンテンツ配信

主な進路イメージ

ネットワークエンジニア、マルチメディア関連のエンジニア、インターネットビジネスを支えるWebアプリケーションの開発エンジニア、エンタテイメント系ネットワークサービスの開発運用保守に関わるエンジニア、セキュリティアドミニストレータなど
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