平成28年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

授業に関する教員間の情報共有の活性化と初年次教育の充実化

(2)目的

第1に、継続的に基礎専門科目であるイントロダクトリー科目群の教育強化、質向上と充実化を図る(イントロダクトリー科目と会計基礎科目などが対象)。
第2に、新任教員増員による教育の質の均質化と教育環境への早い適応を図りつつ、教員間の授業に関する情報共有を通じて、教育環境への理解と教育の質の確保を図る。
第3に、経営学部の特徴でもある低学年からのゼミ体系の充実化と少人数ゼミの一貫体系構築を図る。

(3)期待する効果

上記の活動目標により、具体的には①会計科目のレベルに合った指導体制と複数開講、イントロダクトリー科目の公開授業とワークショップの実施、ワークショップ内容の共有と参加度の向上を図る、②学期始まりの4月中に新任教員による見学希望授業を選定してもらい、授業見学を行い、意見交換の場を設ける、③1年次少人数科目である基礎セミナーにおいて、外部との連携によるクリティカルシンキング講座の実施と事前事後学習を統一的に実施する。これらの活動により、(1)会計基礎科目およびイントロダクトリー科目群の充実化と、履修人数の分散による教育の質向上、(2)新任教員の早い適応と教育方法・内容の構築による学部教育の安定化と質維持、(3)1年次自己診断による勉学への目標・方向性の明確化と自ら取り組む姿勢の確立、また学生同士の相互学習と刺激を通じて、初年次から自律的かつ積極的な授業への取り組みを促し、大学生活の充実化が期待される。
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