平成27年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた
「重点テーマ」

重点テーマ・調査目的・期待する効果等

(1)テーマ

シラバスの趣旨徹底化と企業や社会とのつながり強化による教育の質の向上

(2)目的

今年度の目標は、一昨年からのシラバス充実化の成果をベースに、①授業中シラバスの活用、②授業内容と実社会とのつながりについての明確化、という二つの目標を掲げる。具体的に言えば、まずシラバスが単なるドキュメントではなく、授業の流れやポイント、学習すべき点などを網羅していることを、各授業時間中に学生諸君に示しつつ、実際の授業中に提示することで、シラバスの意味や活用方法を再認識させる。もうひとつは、経営学部として掲げている「実学」という側面を強化するものである。できる限りに科目・時間において、各授業の内容が実社会においてどのような場面でどのように役立つかという側面を、教員が授業ごとに示すものである。①と②を通じて、前年度報告書の課題(1)の改善も期待できると思われる。

(3)期待する効果

上記の二つの取り組みにより期待される効果は次のようなものである。まず、学生側にとっては、シラバスの授業中活用によって学生諸君が授業への関心度向上、毎回の授業内容の認識と喚起効果、自主的な事前事後学習への取り組みの促進、実社会と経営学との関係について理解向上などが期待できる。また、教員側にとっては、計画通りの授業運営、実社会と理論・学問領域の接点の模索機会、授業への参加度・関心度の向上などによる教育の質の向上が図れる。
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