「余った食品、寄付してください。」10月29日 法学部 焦ゼミがフードドライブイベントを実施します。

2019.10.16

焦(ジャオ)ゼミの皆さん

法学部 焦(ジャオ)教授のゼミが世界で注目される「食品ロス」を皆さんに知って貰うため、「食品ロス」に関するドキュメンタリー映画の上映会、「フードドライブ」、「食品ロス対策紹介」などのイベントを実施します。

まだ食べられるのに捨てられる食べ物、いわゆる「食品ロス」。
日本では年間約632万tにも上る「食品ロス」が出ており、これは世界の食糧援助(約320万t)の約2倍にも相当します。これを日本人1人当たりに換算すると、毎日お茶碗約1杯分(約136g)のご飯の量を捨てていることになります。

また、日本の「食品ロス」のうち、何と45%は家庭から出ているとの統計があります。
つまり、私たち一人ひとりが工夫することで、国内の「食品ロス」の削減に大きく貢献することができるとも言えます。

この問題に対しては世界中では様々な取り組みがあります。

海外では食べ残したものを持ち帰れるような容器を提供するレストランや、売れ残った商品を寄付するスーパーやカフェなどの取り組みも有名です。
今回、焦ゼミの学生が実施するのは、それらの取り組みの代表的な一つである「フードドライブ」です。

「フードドライブ」とは、家庭で余っている食料を学校や職場などに持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉施設、養護施設やフードバンクなどに寄付する活動です。
(今回は特定非営利活動法人フードバンク京都に寄付いたします。)

皆さんのご家庭で余っている食料があれば、是非、ご提供願います。
「食品ロス」の認知を高め、「食品ロス」を削減することはもちろん、食品の大切さを再認識するキッカケとなることを願っています。

ご寄付頂きたいもの
  • 穀物(お米、麺類、小麦など)
  • 保存食品(缶詰、瓶詰、カップ麺など)
  • インスタント食品、レトルト食品など
  • 飲料(ジュース、コーヒー、お茶など)
  • 調味料(醤油、ソース、麺つゆなど)
ご注意頂きたいこと
  • 未開封であるもの
  • 常温で保存可能なもの
  • 破損で中身が出ていないもの
  • 賞味期限が明記されているもの
  • 3か月以上の賞味期限があるもの
開催日時 第1回 10月29日(火)15:00〜17:00
第2回 12月18日(水)15:00〜17:00
会場 京都産業大学 図書館 地下1階 ナレッジコモンズ(京都市北区上賀茂本山)
内容 15:10〜16:30 DVD上映会「もったいない(原題“Taste the Waste”)」
15:00〜17:00 「フードドライブ」、「食品ロス対策紹介(12月18日(水)のみ)」
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