生命科学部 バイオフォーラム2019開催(2019年7月9日)

最先端の生命科学研究に触れてみませんか

石谷 太 教授(大阪大学 微生物病研究所 兼 群馬大学 生体調節研究所)

小型魚類イメージングで明らかになる未知の発生・老化機構

私たちの研究室では、「生物の時間的変容の制御機構」に興味を持っています。具体的には、細胞解析と個体解析を並行して行うことが可能なゼブラフィッシュなどの小型魚類をモデルに用いて、発生・恒常性維持を制御する未知の分子システムを探索・解析しており、さらにそれらの破綻とヒト疾患や老化の関連についても研究しています。
本セミナーの前半では、最近我々がゼブラフィッシュイメージング解析により発見した「モルフォゲン勾配を介した初期胚細胞品質管理機構」(Akieda et al., BioRiv 2018, Nature Commun under revision)についてご紹介するとともに、その破綻とヒト疾患における意義について議論させていただきます。また、後半では、新たなモデル生物“超短命魚ターコイズキリフィッシュ”を使った個体老化・寿命制御機構の研究についてお話します。皆様と熱い討論をかわすことができましたら幸いです。
日時 2019年7月9日(火) 16:00~17:30(15:45開場)
場所 京都産業大学 15号館1階15102セミナー室
交通 ※キャンパス内に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
交通アクセス
備考 事前申込不要・入場無料
主催 京都産業大学 生命科学部
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